今日庵 茶室・茶庭
(一般公開はされておりません)
−重要文化財・名勝史蹟−

戻る 茶室のページへ 進む


反古襖(ほごぶすま)

咄々斎の次の間が六畳になっている大炉の間です。「 大炉は一尺八寸四方四畳半左切が本法なり。 但し、六畳の席よろし」と玄々斎の規定した通り、その範を示しています。

大炉は厳寒の候のみ開炉して用いるのです。 咄々斎と大炉の間の取合の襖は、安政三辰年夏の判ある玄々斎精中直筆反古襖で、半間襖四枚に、 十二段にわたって茶道具や点前作法、利休道歌が書かれています。