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春季展
尼門跡の茶 −宝鏡寺の名宝−
Tea at an Amamonzeki
− Treasures of Hokyoji Imperial Convent −

[会    期] 平成22年1月7日(木)〜4月4日(日)

前期 1月7日〜2月21日・後期 2月23日〜4月4日

[休 館 日] 月曜日(但し1月11日、2月1日、3月1日・22日は開館)

[開館時間] 9時半〜16時半(入館は16時まで)

[内    容] 人形の寺として親しまれております宝鏡寺門跡(京都市上京区寺ノ内通堀川東入)は、江戸時代に後水尾天皇の皇女をはじめ、代々皇女たちが住持を務めました。
幼少で入寺した皇女たちに御所から贈られた羽子板やかるた、天皇の御紋が入った茶道具、天皇や皇女たちの染筆等が大切に受け継がれてきました。
この度は、茶道具を中心に宝鏡寺の名品を約70点ご紹介いたします。
ぜひ、宝鏡寺の春の人形展「幕末・宮廷の雅」(1月9日〜4月3日)と合わせて名品の数々をお楽しみください。

[主な出品物] 前期:1月7日〜2月21日
庭用茶箱一式、富士図、菊唐草御紋釜、源氏香絵図、源氏香絵図(本覚院宮(ほんがくいんのみや)筆)
菊唐草御紋銀瓶・唐銅瓶掛
染付菊唐草御紋菓子鉢
かるた三種(三麼地院宮(さんまじいんのみや)所用)
和歌懐紙(後西院宸翰(ごさいいんしんかん))ほか

後期:2月23日〜4月4日
夕顔台子・皆具一式
【仙叟好夕顔釜(十代大西浄雪作)、夕顔水指・杓立・建水・火箸(七代中川浄益作)、黒・赤楽天目茶碗(十代樂旦入作)、夕顔天目台・夕顔溜平棗(七代中村宗哲作)】
和歌懐紙(三麼地院宮筆)
桜下馬文菓子器(英照皇太后御使用)ほか
*前後期で陳列替をいたします。

[併 設 展] 茶道資料館新蔵品展
新春展にあわせて、近年、茶道資料館の所蔵となりました屏風、画帳、印籠などもご紹介いたします。

*展示期間中、入館者には呈茶があり、展示を鑑賞した後には抹茶を一服楽しむことができます。(10時〜16時。団体の場合は要電話予約)

[入 館 料] 一般:500円、大学生:400円、高中生:300円、

小学生以下と茶道資料館メンバーシップ校は無料
(20名以上団体割引あり)

*茶道資料館メンバーシップ加入校(加入順)
【(学) 京都造形芸術大学、(学)立命館、(学)光華女子学園、(学)京都学園、京都大学、京都工芸繊維大学、(学)同志社、(学)ノートルダム女学院、京都教育大学、(学)平安女学院、(学)佛教大学、(学)京都文教学園】の学生・生徒・教職員は無料

[協    賛] 社団法人京都市観光協会「京の冬の旅」

[後    援] 文化庁〜関西から文化力

みやこ子ども土曜塾

京都市内博物館施設連絡協議会

春季展開催中の催事

[ 講 演 会 ]
2月20日(土)「宝鏡寺の由緒」 田中惠厚氏(宝鏡寺門跡)
時間:午後1時30分〜(約60分)
会場:裏千家センター1階講堂
定員:先着100名申込不要  聴講無料(入館料のみ)
*詳細は電話にてお問い合わせください。

   〈田中惠厚氏プロフィール〉
  尼五山第一位である景愛寺の法灯を受け継ぐ室町時代創建の宝鏡寺門跡。
  1975年、京都女子大学短期大学部卒業。1988年、宝鏡寺第二十八世澤田惠璀門跡のもと、
  得度入山。2002年、宝鏡寺門跡第二十九世門跡に就任。
  京都市内博物館施設連絡協議会副幹事長。


〔 茶道資料館コンサート 〕

2010年2月26日(金)
開場18時・開演18時半〜(約40分)

♪会 場 裏千家センター1階ホール
♪入場料  入館料のみ(一般500円・大学生400円・中高生300円 )
♪申し込み方法 電話又はFaxで受け付けます(要予約・先着100名様)
♪茶道資料館は美術館です。コンサート当日のみ開館時間を18時20分まで延長し、コンサート終演後も約30分開館いたします(呈茶は16時迄)。
当日はコンサートと茶道資料館の春季展「尼門跡の茶−宝鏡寺の名宝−」をご鑑賞ください。


[ 茶道体験コーナー ]
〜京都にてお茶と出会う楽しみ〜
*展示期間中のみ初心者の方を対象とした茶道体験コーナーを設けています。
講師によるやさしい指導のもと、自分で抹茶を点てることができます。
(10時、11時、13時、14時、15時から1回約1時間20名まで。1週間前迄に要電話予約 要入館料)


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