愛知県立農業大学校 茶道部活動報告


  茶道のお稽古は週に1回外部講師の先生をお招きして行います。入部したてのころは先生、先輩から袱紗の扱い方やお菓子、お茶の飲み方を教えて頂き、先輩のお手前を見ながら作法を習得してきます。お手前の基本である割稽古、盆略手前をしっかりお稽古しそれから柄杓を扱うお手前、棚もののお手前を教えて頂きます。また農業大学校では先生の御好意によりお家元から許状を戴けるように指導して頂き、修道課程を心得ることができます。
  活動は主に12月の「農大祭」と呼ばれる学校祭で呈茶を行います。農業大学なので野菜や果物など農産物を講義の一貫として主に学生が生産、販売しています。それらを使ってさつまいもきんとんや柿羊羹を手作りしお菓子として振る舞います。毎年茶道部の呈茶は大盛況します。
  その他には先生に誘って頂く青年部の方のお茶会などにお客として参加させて頂いたり、先生のお手伝いをしたりしてお稽古の練習を活かせるよう頑張っています。このようにいろいろなお茶会に行くことで日頃のお稽古の励みにつながります。
  部活としての1年の締めくくりはいつもお世話になっている学校の先生方に茶道部からお礼の気持ちを込めてお茶を一服差し上げます。先生方にも大変喜んで頂けるのでこれからも学校茶道を頑張って行こうと思います。