明倫茶会の開催


京都光華中学・高等学校
茶道部顧問 浅井 勝


  去る3月28日(土)京都芸術センターが主催、本校が協力する明倫茶会「女子高生がとらえる源氏物語の世界」を開催致しました。
  このお茶会は源氏物語千年紀の最後の締めくくりとして開催されたもので、お茶席には鵬雲斎大宗匠のお軸、香合には源氏物語絵の貝合わせ、源氏物語のお茶碗等源氏物語にちなんだしつらえで行い、東本願寺大谷暢顕御門首はじめ多くお客様をお迎え致しました。
  お席は高校生が着物姿で濃茶と薄茶のお点前を披露し、濃茶席の後の薄茶席で中学生が小袿姿でお干菓子をお出し致しました。お道具の取り合わせ、お菓子、中学生の装束等をご覧いただいたお客様方の間では、このお茶会のテーマである源氏物語「若紫」の話題で大いに楽しんでいただけたようでした。


  部員達はこのような立派なところでお点前を披露させていただき緊張したようでしたがまたとない体験になったことだろうと思います。今後もこのような立派なところでお点前を披露させていただけるよう稽古に精進して参りたいと考えております。