就実大学・就実短期大学茶道部 活動報告


  私たち就実大学・短期大学茶道部は週2回先生をお招きして稽古を行っています。
  学校内活動として、毎年5月に岡山後楽園で茶摘祭りの協賛として「なでしこ茶会」を行っています。この茶会は今年30回を迎えます。今、記念茶会の準備に頑張っています。10月に行う大学祭では、卒業年次生による茶会が行われます。
  茶会の他にも、年2回のお茶事、初釜、炉開きなど、いろいろなことに挑戦しています。
  この他にも地域貢献ボランティアとして、岡山後楽園で季節と共にお茶を楽しんでいただけるように茶会を行っています。
  1月は「はつはる茶会」、3月は「ひな茶会」、7月は「たなばた茶会」、9月は「もみじ茶会」、12月は「くりすます茶会」と、5月の「なでしこ茶会」とで、年間6回の席を準備しています。


  地元の各種の学校でお茶を習っている小学生の皆さんから大学生の皆さんに、お手伝いいただいています。


  地域の皆様、後楽園にお越しの観光客の方からも、温かいお言葉を頂くことが励みとなり、人と人との係わりの中から、お茶だけでなく他にも多くのことを学ばせていただけることに感謝しています。これからも、皆様に親しんで頂けるように、長く続けられるように努力していきます。





  去る3月4日(水)茶道部員と茶道の受講生の総勢30名で御宗家訪問をさせていただきました。
  午前中は、大徳寺聚光院の利休様をはじめ歴代の御家元の皆様の墓参をさせていただき、静かに手を合わせました。



  午後からは、兜門をくぐり数々のお茶室を拝見させていただきました。
 まず、御祖堂にお参りさせていただき、お水屋さんからそれぞれの茶室の意味や、なぜこの茶室が作られたかなど、とても丁寧にわかりやすく教えていただきました。
  そして、流れるような業躰先生のお点前を拝見し、感動しました。おいしいお茶を頂くことができ、心落ち着くひと時でした。



  この体験は、私達茶道部にとって一年間学んできたことをもう一度振り返る素晴らしい機会になりました。
  また、この経験を活かし新たなことに挑戦して行きたいと思います。このような機会を与えていただいたことに、深く感謝いたします。