3月7日（水）に、関東、関西、九州にある三つの裏千家学生茶道研究会の学生が京都に集い「合同宗家研修」を開催し、関東27名、関西16名、九州25名の計68名の学生が参加しました。
開講式（於・裏千家学園）では、まず初めに関根秀治裏千家事務総長より挨拶があり、続いて裏千家学園講師の谷端昭夫先生をお迎えし「大徳寺と三千家」と題してご講演をいただきました。宗家拝観と大徳寺拝観を前に大変勉強になるお話を拝聴でき、その後の拝観に興味深く臨むことができました。
宗家内では利休御祖堂に参拝し、またいくつものお茶室を丁寧なご説明をいただきながら拝観し、抛筌斎にて薄茶をいただきました。憧れの地を拝観できるというとても貴重な時間でしたので、皆真剣に説明や逸話に聴き入ったり、お茶室ごとの特色や建築の素晴らしさに見入ったりと、大変有意義な時間を過ごすことができました。
午後からは大徳寺に移動し聚光院の利休居士墓参、方丈と茶室の拝観、そして金毛閣参拝と、普段の茶道部での活動では経験できない体験をさせていただきました。
同じ裏千家茶道を志す学生が集い、共に学ぶ機会をいただけましたことに一同心より感謝しております。この度の経験をそれぞれの思いと共に各地域へと持ち帰り、糧とし、これからも精進して参ります。
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