関東・関西・九州裏千家学生茶道研究会 宮城学生茶道連盟
合同宗家研修


裏千家学生茶道研究会評議員長 藤本祥平
裏千家関東学生茶道研究会評議員長 金山玄
九州裏千家学生茶道研究会評議員長 犬塚雅記
裏千家宮城学生茶道連盟 吉田裕太




  平成27年3月5日(木)、関西、関東、九州の裏千家学生茶道研究会と裏千家宮城学生茶道連盟、また、姫路獨協大学の学生が合流し、合同宗家研修を開催いたしました。関西24名、関東23名、九州20名、宮城4名、姫路4名の計75名の学生が研修を共にする機会となりました。
  開講式では長谷川義翁総本部事務局長のご挨拶に続き、茶道資料館副館長の筒井紘一先生を講師にお迎えして、「おもてなしの神髄」と題しご講演いただきました。
  2020年に開かれる東京オリンピックの誘致プレゼンテーションで話題になった「おもてなし」にちなみ、千 利休居士の故事などについてお話しいただきました。




  その後3班に分かれて宗家茶室の拝観、茶道資料館見学、平成茶室でのお呈茶に向かいました。
  午後からは大徳寺へ移動し、孤篷庵の茶室「忘筌」の拝観、聚光院の利休居士墓参と茶室の拝観、そして金毛閣の拝観をさせていただきました。いずれも茶道に深い関わりのある重要文化財であり、貴重な体験に参加者は皆、感激を胸に帰途につきました。


孤篷庵金毛閣


  今回の宗家研修は裏千家茶道を学ぶ学生が全国各地から集い、共に学び、新たな仲間との交流を広げる大変良い機会となりました。このような機会を設けて頂き、参加者一同、心より感謝いたしております。今後とも、この研修において学んだことを活かして、更なる学生茶道の発展のために精進してまいります。


裏千家学生茶道研究会宮城学生茶道連盟


裏千家関東学生茶道研究会九州裏千家学生茶道研究会