千 宗之若宗匠が京都光華高等学校で講演
─「お茶の心」と題して─


「お茶の心」と題して特別講演 熱心に聞き入る生徒・保護者たち


  6月28日、千 宗之若宗匠は、京都市右京区の学校法人光華女子学園京都光華高等学校にて特別講演を行われました。
  同学園は親鸞上人の教えによる女子教育をめざし「真実心」を校訓に「こころ」を見つめる教育を行っています。本年度からの中学・高校6カ年一貫の新しいカリキュラムでは、「日本の伝統文化を体得した誇り高い国際人の育成」を教育目標に掲げ、茶道を正課に採用しました。その積極的な姿勢から当会の平成14・15年度の学校茶道教育研究指定校の委嘱を受け、今後の成果が期待されるところです。また同中学校でも茶道が2・3年生の選択正課として採用されています。
  若宗匠は茶道の正課採用に因んで「お茶の心」と題した特別講演をされました。今回の講演は、授業で茶道を学ぶ生徒だけでなく同校を訪れた保護者ら約300名が入場、共に熱心に聴講しました。
  当日は、生徒会行事の「七夕きらきら祭り」や茶道部員によるお茶会が行われました。


茶道部員がおもてなし

お家元より短冊
「千山添翠色」が贈呈

「七夕きらきら祭り」 茶道部員と学校関係者