千 宗室家元が京都文教女子中学校で茶道指導と講演
─「総合的な学習の時間」の特別授業─


  6月11日、千 宗室家元は京都市左京区の京都文教女子中学校にて特別授業に臨まれました。同校の学術顧問を務めているお家元は直接3年生のクラスを茶道指導。また、全校生徒及び保護者会を対象に記念講演会の講師を務められました。

  京都文教女子中学校は「生命の教育」を基本とし、知識教育のみに偏らない心の教育を中学・高校6カ年体制で行うことを理念としており、「総合的な学習の時間」の一環として『茶道』の授業を正課としています。
  当日は3年生のクラス(24人)がお家元から直接、指導を受けました。作法室で行われた茶道授業で、お家元は、帛紗の朱色の由来や畳の歩き方について説明。生徒たちは、少し緊張しながらも真剣に稽古に取り組みました。


生徒に畳の歩き方を指導 生徒の帛紗さばきを見守るお家元





  茶道授業の後、お家元による記念講演会が開かれ、全校生徒とともに、授業参観で訪れた保護者も熱心に聴講しました。


お家元を紹介する
澤田謙照校長

  記念講演会  


講演は、全校生徒・保護者会が合同で聴講



京都文教学園の茶室「徹心庵」前で

富田謙三学園理事長、澤田謙照学校長、仁科周朗学園事務局長らと