第31回裏千家ハワイセミナー
〜一碗からピースフルネスを実践〜




  第31回裏千家ハワイセミナーが7月18日〜27日まで開催され、学校茶道の招待学生や海外参加者を含め47人が参加し、セミナー、交歓茶会などを満喫しました。
  20日、ハワイ大学で開催されたセミナー1日目には、千 玄室大宗匠が開講の挨拶。続いてハワイ大学元総長で裏千家淡交会ハワイ協会の名誉会長である松田富士男氏、大宗匠による講義が行われました。
  翌21日のセミナー2日目は、ハワイ大学客員講師シグフリード・ラムラー氏、大宗匠による講義で、参加者は熱心に聴講しました。


大宗匠は2日間続けて講義されました 松田富士男講師 シグフリード・ラムラー講師


修了証を手にして感激する
9人の学校茶道招待学生




  交歓茶会は、裏千家淡交会ハワイ協会、ハワイ大学茶道部、裏千家淡交会カウアイ協会で催され、大宗匠が提唱されてこられた「一碗からピースフルネスを」の理念がまさに各茶席で展開されており、異国の美しい風景と共に参加者の心に浸透していきました。


ハワイ協会交歓茶会(日本文化センター)


ハワイ大学茶道部交歓茶会(ハワイ大学)



カウアイ協会交歓茶会にて



ハワイ協会との交歓夕食会にて
ホノルル少年合唱団が熱唱



  最終日、25日の夕刻に催されたサヨナラ・ガーデン・パーティでは大宗匠がウクレレを弾きながらハワイアンを熱唱 参加者は最後の夜を心ゆくまで楽しみました。




  一昨年、大宗匠の海外茶道普及50周年行事を、その第一歩を踏み出されたハワイで開催しました。また昨年は「ハワイセミナー」30周年として、日米韓より学者を迎え、茶道シンポジウムや献茶式など記念行事を行いました。ハワイは、大宗匠の国際活動の原点として多くの人々に感銘を与え続けています。