淡交会香港協会設立10周年
― 千 玄室大宗匠出席のもと、一層の茶道普及を誓う―


  千 玄室大宗匠は、12月6〜10日、香港を訪問され、茶道裏千家淡交会香港協会(周亦卿会長)の設立10周年記念行事等に臨まれました。
  6日夕刻、大宗匠は、中央人民政府駐香港特別行政区の高祀仁主任よりの招きに応じられ、同連絡弁公庁において高主任、李剛副主任、弁公庁役員方へ呈茶の後、和やかな夕食の一時を過ごされました。



  8日、淡交会香港協会周亦卿会長の別荘にて周会長主催の茶会及び昼食会が開催され、大宗匠はじめ曾蔭権香港行政長官夫妻、佐藤重和在香港日本国総領事夫妻、トー・ホッギン在香港シンガポール総領事、霍震霆香港オリンピック委員会会長、周松崗香港地下鉄有限公司会長、徐立之香港大学学長など香港の政財界要人が招待されました。
  曾行政長官は、大宗匠のお点前を自ら撮影されるなど熱心に拝見、興味深く一碗を味わわれました。その後、爽やかな屋外の庭園にて昼食会が開かれ、大宗匠は各界の方々と親交を深められました。



佐藤大使夫妻曾行政長官夫妻、周会長




  9日、淡交会香港協会の設立10周年を祝う記念行事がカオルーン・シャングリラホテルにおいて開催されました。
  午後2時より同ホテル内ハーバービュールームにおいて、記念式典ならびに大宗匠記念講演が行われました。また、午後4時からはクーロンルームにて記念茶会が催され、10周年を祝しさらなる一歩を誓う一碗が呈されました。

李剛副主任より祝辞


講演される大宗匠


記念茶会


大宗匠と香港協会会員一同


  午後5時30分からは、大宗匠主催記念晩餐会を開催。周会長、続いて、大宗匠より挨拶、佐藤総領事の祝辞の後、香港日本文化協会の趙達榮主席が乾杯の発声をされ、和やかに宴が進められました。