第2回北米総局諮問委員会



  令和元年7月4日(木)、裏千家センターにおいて第2回北米総局諮問委員会を開催しました。
  同委員会は、北米地域(アメリカ、カナダ)内にある茶道裏千家淡交会各協会が相互に協力し、親睦を深め合い、北米内に於ける裏千家茶道の更なる発展に寄与することを目的に、2015年に設置されました。

 〈北米総局諮問委員 一覧〉
  委員長:堀 ロバート(ロサンゼルス協会会長)
  委員: 鍋田 広子(ミシガン協会幹事長兼ダラス・フォートワース協会幹事長)
      郡司 紀美子(アーバナ・シャンペーン協会会長)
      グレン・ペレイラ(ボストン協会幹事長)
      ミラー 澪子(ワシントンDC協会幹事長)
      室本 ウェイン(ハワイ協会前幹事長)
      アンドレ・ゴーバン(ケベック協会会長)

  千 玄室大宗匠は冒頭挨拶で、「一碗のお茶を楽しみながら学びたいという方々には『Enjoyment of Tea』、もっと深く学びたいという気持ちの方々には『Way of Tea』という二つの考え方がある。60年以上かけて海外普及活動に取り組み、やっと花が咲きかけている。是非皆さん方にはリーダーシップを発揮していただき、それぞれの土地でお茶が発展するよう力を尽くしていただきたい」と激励されました。
  次に、諮問委員からはそれぞれが所属する協会周辺の現状報告があり、その後、野口耕一 淡交会専務理事兼今日庵事務局長より同委員会の趣旨説明、長谷川義翁 淡交会常任理事兼事務局長より日本の淡交会組織についての説明がありました。
  その後、今後の海外協会の運営について、活発な意見交換会が行われました。
  今後の北米にある各協会の発展が期待されます。