一般社団法人茶道裏千家淡交会
「第3回理事会・参事会合同会議」
平成26年度事業計画案・収支予算案などを決議
理事会・参事会合同会議
場所 ウェスティン都ホテル京都 東館4階 葵殿




  一面の錦秋に彩られた11月26日(火)、ウェスティン都ホテル京都において、平成25年度一般社団法人茶道裏千家淡交会第3回理事会・参事会合同会議を開催。会長の千 玄室大宗匠、理事長の千 宗室家元、千 容子副理事長、千 敬史様、千 万紀子様はじめ、伊住公一朗理事、伊住禮次朗理事が出席されました。
  一般社団法人に移行して3回目となる合同会議では、代表理事等より職務執行状況の報告や、次年度の事業計画とそれに基づく予算案、講師派遣日程案はじめ重要な議案が審議されました。
  午後1時30分より、理事会・参事会合同会議を開催。理事総数24名中22名・監事総数2名中2名、参事・参事補・特別参事総数100名中91名が出席。会議は、家元が議長を務められ、議事を進行。家元は、冒頭「一般社団法人として生まれ変わったこの淡交会はその根本的な姿は一緒ですが、これを機にもう一度メンテナンスに励む時期だと存じております。理事・監事、参事の皆さま方には、お気づきのことなどを忌憚のないご意見として今まで以上に頂戴できればと存じます」と挨拶されました。
  続いて、大宗匠が、「公益法人制度改革によって当法人も今までのような秋の総会を開催することが出来なくなってしまい、皆さま方とお目にかかる機会が少なくなってしまうのは残念だということで、家元と相談の上、このような全国役員懇話会を催すことになりました。皆さま方には大変お忙しい中、熱心にご参加いただき感謝にたえません」と挨拶されました。




  会議では、家元から職務執行状況の報告がなされた後、関根秀治副理事長の諸報告に続き議案審議に移行。上程された議案すべてが、満場一致で承認可決されました。
  最後に、千 容子副理事長が閉会のことばを述べ、会議は終了しました。
  《報告事項》
    職務執行状況の報告
    全国役員懇話会について、その他
  《決議事項》
    第1号議案  平成26年度 事業計画案
    第2号議案  平成26年度 収支予算案
    第3号議案  平成27年・28年度 各地区代議員定数に関する件
    第4号議案  特別師範会員及び特別維持会員入会承認に関する件
    第5号議案  支部及び地区役員の承認に関する件
    第6号議案  平成26年度 講師派遣日程案に関する件

  また、会議後に初めて開催された平成25年度全国役員懇話会は、これまでの秋の全国総会に代えて開催されるもので議案審議を目的とするものではなく、宗家を中心とした全国各支部の役員相互の交流親睦を深め、淡交会のあり方や役割を確認し共有する機会として計画されました。