第47回裏千家茶道国際セミナー
〜世界に茶道を広めよう〜


開講式からプログラムは英語で進行 禅講義
(松濤諦雲・大徳寺龍泉庵住職)


  秋色深まる9月26日から28日までの3日間、裏千家センターホールと茶道会館を会場に第47回裏千家茶道国際セミナーが開催されました。
  同セミナーは1981年秋に始まり、以来年2回(春・秋)に開催している人気講習会の1つ。これまでに約1600人が受講し、修了生の多くが「裏千家インターナショナル・アソシエーション」会員として活躍しています。
  今回のセミナーも裏千家の外国人茶道講師を中心とした講師陣により、すべての講習が英語で行われ、茶の湯を通じて海外の人たちと交流をしたいと願う、日本全国よりの30人が受講しました。
開講式に続く英語による自己紹介からスタートしたセミナーは、禅講義、利休御祖堂参拝・今日庵茶室拝観、プレゼンテーション解説、茶室での実習、グループ・ディスカッション、大徳寺聚光院参拝など全てのプログラムが英語で進行。
  受講生は、裏千家外国人茶道講師陣から茶道の英語での指導・紹介の要点を学ぶ中で、新たな茶道の魅力に気づき、茶道の海外普及に一層の意欲を見せていました。


受講生は4つのグループに分かれてグループディスヵション


茶室での実習は3日間続きました