千 玄室大宗匠 立命館大学にて講義
―夏期集中科目「茶道文化演習(L)」開講―




  9月9日(月)から13日(金)までの5日間、立命館大学の夏期集中科目「茶道文化演習(L)」が開講され、11日(水)午前、同大学の客員教授を務める千 玄室大宗匠が、「茶の文化」と題して衣笠キャンパスにおいて特別公開講義を行われました。
  大宗匠は講義の中で、「真の国際化には語学だけではなく、日本の伝統文化への理解と知識によって得られる尊敬と信頼感が大切です。そのために、さまざまな体験をし、古典を学んでください。そして、“あなたのために”というもてなしの心を、茶道を通して学んでいただきたい」と話されました。
  特別公開講義は受講生55名のほか一般学生も聴講し、大宗匠の言葉に熱心に耳を傾けていました。




  期間中には、裏千家学園、茶道会館を会場に、筒井紘一茶道資料館副館長による講義、町田宗隆業躰の実技講習なども行われました。