千 玄室大宗匠　立命館大学にて講義

―夏期集中科目「茶道文化演習(L)」開講―

平成26年9月8日(月)から12日(金)までの5日間、立命館大学の夏期集中科目「茶道文化演習(L)」が開講され、9日(火)午前、同大学の客員教授を務める千 玄室大宗匠が、「茶の文化」と題して衣笠キャンパスにおいて特別公開講義を行われました。  　大宗匠は講義の中で、「世界平和を実現するためには、互いを敬い合う“和”の心が重要です。茶道では互いに慮って声を掛け合い、一碗の茶を分かち合ってきました。若い方には平和と調和、その “和”の心を、茶道を通して学んでいただきたい」と話されました。  　特別公開講義は受講生40名のほか一般学生も聴講し、大宗匠の言葉に熱心に耳を傾けていました。

期間中には、茶道会館、裏千家学園を会場に、筒井紘一茶道資料館副館長と橘 倫子茶道資料館学芸主任による講義、町田宗隆業躰の実技講習なども行われました。