千 玄室大宗匠 京都工芸繊維大学大学院生へ講義




  平成28年9月5日(月)から9日(金)の5日間、京都工芸繊維大学大学院の専攻共通科目「京の伝統工芸 ―知 美 技」が開講。初日午後には、同大学顧問である千 玄室大宗匠が裏千家学園にて講義を行い、約90名の同大学院生が聴講しました。

  大宗匠は「京都では生活のそこかしこに“伝統”が息づいています。この地で勉強する皆さんには本やインターネットで得られる知識だけではなく、自らの体験をもって学びを深めて欲しい。経験によって広がった知見は新しい創造のヒントとなることと思います」と語られ、受講生は大宗匠の言葉に真摯に耳を傾けました。




  期間中には、茶道会館にて町田宗隆 今日庵業躰の実技講習が行われました。