千 万紀子様、京都ノートルダム女子大学にて講義


  平成29年7月1日(土)、千 万紀子様が京都ノートルダム女子大学(京都市左京区)の科目「ノートルダム学」にて300名を超える受講者を対象に、「茶道に学ぶ ―もてなしの心と他者へのふるまい―」と題した特別講義をされました。同大学の客員教授を務める万紀子様が、講師を担当され今年で6年目となります。




  講義では万紀子様自身の海外での活動体験などを交えながら、日本文化としての茶道の意義や、千利休居士の「和敬清寂」の語に代表される精神性、現代に至る茶道の歴史などを分かりやすく説明されました。
  続いて、今日庵業躰部等による「且座之式」デモンストレーションを解説。花・炭・香・濃茶・薄茶といった要素や、亭主側と客側がそれぞれの役割を全うして共にひとときを創り出す在り方などの説明に、受講生は熱心にメモを取りながら聴講していました。結びに「日本文化を知ることで自分のなかに中核となるアイデンティティーを備え、世界で堂々と活躍できる本当の国際人になっていただきたいと願っています」と語られました。