大宗匠、京大院「思修館」特別セミナーにて講義


  平成29年11月4日(土)、京都大学大学院特任教授である千 玄室大宗匠が、同大学院 総合生存学館「()修館(しゅうかん)」のカリキュラムのひとつ、産官連携特別セミナー「熟議(じゅくぎ)」にて今年も講義を担当されました。

  思修館はグローバル人材の育成を目指す5年一貫制の博士課程大学院で、1年次の「熟議」では、国内外で活躍する各界のリーダーを学外講師として招き、講義・ディベートなどにより考え方の深化が図られます。




  当日は、裏千家センター会議室にて、国際色豊かな大学院1年生10名へ向けて大宗匠が講義。ご自身のこれまでの経験や茶道の精神に則った話を展開されました。日中韓三国の歴史的関係に論究され、現代の国際社会の諸課題を俯瞰するその講義内容に、受講者はそれぞれ思いを深めた様子でした。
  その後は茶道会館へ会場を移し、今日庵業躰部による茶道デモンストレーションと呈茶が行われました。