大宗匠、京都大学大学院「思修館」特別セミナーにて講義


  令和元年6月8日(土)、京都大学大学院特任教授である千 玄室大宗匠が、同大学院 総合生存学館「()修館(しゅうかん)」のカリキュラムのひとつ、産官連携特別セミナー「熟議(じゅくぎ)」にて今年も講義を担当されました。

  思修館はグローバル人材の育成を目指す5年一貫制の博士課程大学院で、1〜2年次の「熟議」では、国内外で活躍する各界のリーダーを学外講師として招き、講義・ディベートなどにより考え方の深化が図られます。




  当日は、裏千家センターにて、国際色豊かな大学院1・2年生20名へ向けて大宗匠が講義。大宗匠は昨今の社会情勢に触れながら、「言語・文化は違っても人は皆一緒。皆さんには茶室の中だけではなく、日常生活の中でお茶の心をもって一歩譲り合い、協力し合える人間となってください」と話されました。
  その後は茶道会館へ会場を移し、今日庵業躰部による茶道デモンストレーションと呈茶が行われました。