第4期「師匠を持たない人のための稽古場」開講


  「師匠を持たない人のための稽古場」は、師匠のやむなき事情による稽古場の閉鎖や転居等により、稽古を中断せざるを得なくなった淡交会々員を対象に、新たな師匠を探すまでの間、継続してお茶を学ぶことができる教場として、また、新たな師匠との出会いの場として創設。

  平成24年4月14日(土)、宝塚大学 東京新宿キャンパス 茶室「心田庵(しんでんあん)」において、第4期 開講式が執り行われました。
  開講式では、淡交会総本部田中健二運営企画部長より「この稽古場は師匠の何らかの事情によりお稽古を継続できなくなった方達に新しい師との出会いを作って差し上げたいという目的から始まった事業です。先生に師事して社中としてお稽古をすることは、年齢や性別をこえた学びの場としての重要な意味があります。1年間しっかりとお稽古をして、修了時には師匠のもとで、茶道人として新たな一歩を踏み出していただきたい」と開講の挨拶。受講者11名にこれから始まる1年間24回の修道を激励しました。


開講式


  その後、初炭手前の後、八畳・六畳の2ヵ所に分かれて、帛紗捌きなどの割稽古から基礎を中心に第1回目の稽古が行われました。


初炭

割稽古

薄茶 濃茶