《参加者のお礼状より》

○親子ほど歳の離れた皆様とご一緒に同じ目的を持って行動致しましたことは、ある意味での不安と緊張感を覚えましたが、若い方々の学ぼうとする真摯な姿、純粋に感動する心に触れることが出来、初心にかえったような気が致します。また、お若い方々にとりましても私どもと一緒ということが青年部だけの行事とは違い、緊張感のある時間であったようです。お互いにお互いを意識しながら一つの目標に向かって行動することで支部内が一つになり、年齢差を越えて心が一つになったことが、三者合同宗家研修の成果とつくづく感じました。
(東京第五西支部 岩田宗冨)


○ご宗家に伺い、兜門から玄関までの霰こぼしの露地を進む間に心が洗われるような気持ちになりました。利休御祖堂に参拝の後、400年の長い歴史と伝統の上にたつ今日庵のお茶室、茶庭を拝観させていただけたことは感激で一杯でございます。また、抛筌斎では心暖まるお呈茶をいただきました。今後も裏千家茶道の精神を忘れることなく修業精進させていただき社中一同邁進してまいります。
(東京第五西支部 永田宗京・新谷宗賀・鈴木啓子)


○日頃よりお家元が提唱されていらっしゃいます三者合同行事として実現出来ました宗家研修は、大変貴重な経験となりました。お茶を学ぶ年数はそれぞれ違いますが、お茶に対する情熱は皆同じです。共に憧れの兜門をくぐり、利休御祖堂にお参りし、今日庵のお茶室を拝観させていただいたことはそれぞれの心の中に一生忘れられない体験として残ることと思います。ご宗家を訪問させていただき、わずかな日数ではございましたが、支部の先生方や学校茶道の皆様との間がとても近くなったような気が致します。
(虹の橋青年部部長 瀬戸千鶴子)


○普段は三者、特に学生と青年部の交流があまりありませんでしたので、今回の研修は青年部を知っていただく良い機会だったのではないかと思います。ご宗家、総本部の皆様のご厚意に感謝申し上げますとともに、今は亡き高坂元幹事長のご遺志に沿うかたちで無事終えることが出来、本当に良かったと思っております。
(ゆりかもめ青年部部長 佐藤秀和)