第15期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員第4回研修


  淡交会青年部のリーダーを養成する「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」(第15期)の第4回研修が9月28日(土)・29日(日)の両日、裏千家学園を会場に行なわれました。

  2月の第1回研修以降、これまで出向員は第2回研修として3月に宗家で開催された第35回裏千家青年講習会に参加。
  鵬雲斎御家元の提唱される"道・学・実"を修習、「修練」と「奉仕」の精神をそなえた豊かな社会性のある青年茶道人を目指し励みました。
第3回研修は第19回裏千家ジュニア指導員養成講座に参加。青少年の健全な育成のための理論と方法を学び、青年茶道人としてそれらをどのように実践し貢献できるかをさぐりました。

  今回、第4回研修1日目は関根秀治・淡交会専務理事《演題「リーダーに求められるもの」》ならびに木戸崇夫・淡交会理事、総本部事務局長《演題「宗家・総本部行事と青年部活動」》による講義研修を受け、出向員は宗家はじめ青年部活動に対する認識の向上をはかりました。また、自己の個性と役割との兼ね合いをはかりつつ、自分の器で精一杯努力することの重要性、つよいリーダーとなるための資質を磨くことの大切さを学びました。

  2日目は山下寛一郎青年部全国委員会第7代委員長による講義で、青年部活動を通じ如何に人との交流の輪を広げるか。また、茶会における各自の役割、道具の扱い方、人への思いやりについて再確認しました。なお、自由な発想にもとづく空想の茶会を企画しそれぞれの案を発表しあい、出向員はあらためてお茶が如何に豊かで無限の広がりと楽しみをそなえたものであるかを痛感しました。

  2日にわたる研修を修了し、出向員は自己が目標とするリーダー像を具体的に心に描き、そのための一層の精進をはかることを誓って各自、帰途につきました。
今後の研修は11月に第5回研修、12月に第6回研修が予定され「青年部全国代表者会議」で修了式を迎えます。

関根秀治淡交会専務理事による講義木戸崇夫淡交会理事による講義


自由な発想により空想の茶会を
熱心に企画する出向員