第15期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員第5回研修


  11月16日(土)・17日(日)の両日、淡交会青年部のリーダーを養成する「リーダーシップ・トレーナー出向員研修」(第15期)の第5回研修を裏千家センター及び裏千家学園を会場に実施しました。

  2月の第1回研修以降、3月の第35回裏千家青年講習会、5月の第19回裏千家ジュニア指導員養成講座の受講、また9月に開催した第4回研修ではリーダーの資質や青年部活動についてを内容とするものでした。

  今回の第5回研修は1日目に、橋本一郎・淡交会総本部青年部部長から青年部運営のための実務面を学ぶ機会として講義研修とシミュレーション実習を内容とするものでした。まず、「青年部の行事計画について」と題した講義研修では、年間の行事計画や講師派遣申請、また行事報告、会計報告等にかかわる役員としての対処の仕方を学び、続いて出向員を3つのグループに分けて青年部の三信条である自己を高める「修練」、地域社会への「奉仕」、世界との「友情」をテーマとした行事計画、予算の作成、役割の構成等、総本部との実務手続きを一連の手順を通じて実習、その後、それぞれが発表した計画内容についての講評と指導ポイントを学びました。

  2日目は青年部全国委員会第8代委員長の池田周弘氏による「青年部活動について」の講義研修で青年部活動の意義・目的・内容と方法等を内容とするものでした。

  池田周弘氏が語る自らの青年部活動体験に基づく「まずは行動すること、可能性をさぐる中で、かならず周囲から支援が得られる」の言葉は、出向員一同にとって今後の活動の大きな励みとなったようです。

  12月に開催する第6回研修は「第41回青年部全国代表者会議」の呈茶席を担当する機会となりますが、1年間の研修の集大成の場として創意と工夫の席作りと運営が期待されます。


橋本一郎・淡交会総本部
青年部部長による講義
3グループに分かれての
シミュレーション実習