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第17期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


  裏千家淡交会青年部「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」(第17期)の開講式並びに第1回研修が2月14日(土)・15日(日)の両日、宗家茶道会館および裏千家学園を会場に行われました。
  昭和63年度から始まったL・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から宗家・総本部に出向して年間6回にわたる研修を行う制度で、青年部の次代を担うリーダーを養成することを目的としています。第17期を迎えた今回は、全国各地の青年部から選抜された30名が、青年部活動についての講義や意見交換などを通して、自己の研鑽に努めます。

  春の訪れを感じさせる中、14日午後1時より坐忘斎千 宗室家元臨席のもと、開講式が茶道会館にて行われました。家元は緊張した面持ちの出向員に対し、「各青年部から肩にしょってきたものは下ろして研修に参加し、ここに集った仲間たちと楽しみながら多くのことを学んで帰ってください」と語りかけられました。




  山形支部つばさ青年部の山本真理子さんが代表して委嘱書を拝受、熊本支部あまくさ青年部の浦田律子さんが誓いのことばを述べました。




  出向員は開講式に続いて、利休御祖堂参拝と、茶室を拝観。その後裏千家学園に移動して講義研修を受けました。木戸崇夫常任理事より「お家元指導方針について」、橋本一郎青年部部長より「淡交会と青年部について」の講義が行われ、LT研修スタートにあたっての示唆を得ました。




  翌15日は、小雪がちらつく中を大徳寺聚光院の拝観、利休居士の墓参を済ませ、裏千家学園へ移動。自己紹介を含めた3分間スピーチを通して、研修に対しての意気込みや抱負を語りました。

  今後、出向員たちは、単独研修のほか、3月に『第37回裏千家青年講習会』受講、5月に『第20回裏千家ジュニア指導員養成講座』受講、6月に『第10回裏千家青年の船』参加を経て、12月の全国代表者会議呈茶・修了式まで、全6回の研修が予定されています。