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第17期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員 第5回研修


  10月2日(土)・3日(日)の両日、淡交会青年部の次代のリーダーを養成する「リーダーシップ・トレーナー出向員研修」(第17期)の第5回研修をザ・パレスサイドホテルを会場に実施しました。

  講義Tを木戸崇夫淡交会常任理事(総本部事務局長)が担当。
  事務局長という立場から「リーダーの条件」をテーマにした講義でした。単に目標達成に向かうのではなく、誰もが楽しく活動できる環境づくりを心掛ける心配りと、普段から一つ一つの活動を大切にしていくことの重要性を説かれ、将来の青年部リーダーを目指す出向員たちへ指針が示されました。


木戸常任理事・講義T


  講義Uは橋本一郎青年部部長が担当。
  淡交会における親支部・学校茶道連絡協議会・青年部の関係、また社中における師弟の関係をたとえに人との繋がりの大切さについて触れるとともに、青年部の組織運営と青年茶人としてのあり方を示唆する内容でした。


橋本部長・講義U


  講義後、「L・T研修を振返って」と題して作文に取り組みました。各人が講義や実習など5回の研修により学び、感じたことをまとめました。

  その後、12月に担当する青年部全国代表者会議の呈茶席についてグループディスカッションを行ないました。出向員全員が一堂に会す最後の機会として、席のテーマや進行について活発に意見を交換しました。また、翌朝には会場となる宝ヶ池プリンスホテルを訪れ、それぞれの担当別に計画の最終調整を行ないました。


作文に臨む出向員 熱が入ったディスカッション





  2日目、講義Vとして第7代青年部全国委員会委員長・山下寛一郎氏(叶エ昌堂やました社長)を講師に迎え、「お茶を楽しもう」と題した講義を行ないました。山下講師は若い世代の出向員に対して、客を招いて茶会を開くことにより多くのことを学べると、稽古にとどまらないお茶の実践を奨励されました。また、趣向や季節感を上手に取り入れ、青年茶人として肩肘張らず茶会を楽しみ、人との出会いや交流を大切にしてほしいと激励されました。


先輩の山下講師より激励


  次回12月3・4日開催の第6回研修では、宝ヶ池プリンスホテルにおいて全国代表者会議の呈茶席を担当。同会議の席上修了式を行う予定です。