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第20期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


2月17日(土)・18日(日)の両日、第20期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修が開催されました。
この研修は、宗家、総本部へ出向し年6回の研修を通して次代の青年部を担うリーダーを育成することを目的として開催しているもので、これまでに輩出したL・T出身者は全国の所属青年部をはじめ、各ブロック、全国委員会におけるリーダーとして活躍しています。
第20期を迎えた今回は、全国各地の青年部から選抜された30名が、青年部活動についての講義や意見交換などを通して、自己の研鑽に努めます。

17日午後1時より、坐忘斎家元出席のもと茶道会館にて開講式が行われました。家元は挨拶の中で「忙しい中お一人お一人が決意を持ってこの研修に参加されることに敬意を表します。それぞれのエリアを代表して参加されているわけですが、身構えず背負っているものを一旦下ろして、まずは自分が満足するものを見つけて持って帰っていただきたい。それぞれに足りないものは同じものではないはずです。それを得ようとするために良い意味での緊張感を持って一年間臨んでいただきたい。」と語りかけられ、緊張した面持ちの出向員に励ましの言葉を送られました。



今期出向員を代表して岡田 彩さん(石川南支部加賀青年部)に委嘱書が交付され、石田智久さん(熊本支部熊本第一青年部)が誓いのことばを述べました。



開講式後には、一人ずつ家元に挨拶を行いました。その後出向員は、利休御祖堂参拝と宗家茶室を拝観。続いて裏千家学園に会場を移し講義研修を受けました。

講義Tは関根秀治淡交会副理事長が「家元指導方針について」と題し担当。平成十九年度・二十年度の家元指導方針として示された四項目について解説されました。中でもこれまでの指針に新たに追加された項目、

      一、同門一体感の高揚
            ―支部・青年部・学校茶道、更にはお数寄者も含め繋がりを深めよう

について、昨年末の全国総会で家元が語られた“茶の湯という四阿(あずまや)”ということばが引かれ、その重要性が平易に説かれました。



続く講義Uでは「淡交会について」を、那須延明淡交会理事が担当。当会の成り立ちや設立趣旨、全国組織としての拡がりを再確認しました。






翌18日は、朝から大徳寺聚光院の拝観、利休居士の墓参・金毛閣の拝観を済ませ、その後裏千家学園へ移動。自己紹介を含めた3分間スピーチを行いました。第1回目の研修ということで、これから一年間の研修に向けての抱負や所属青年部の活動紹介など、一人ひとりそれぞれの言葉で語りました。





今期出向員は、7月に開催される『第40回裏千家青年講習会』の受講や単独研修など、多彩なプログラムを経て、12月の全国代表者会議呈茶・修了式までの全6回の研修が予定されています。

第20期 リーダーシップ・トレーナー出向員 30名

氏    名支  部青年部
小林 敦子岩手中津川
諸橋 武明郡山郡山
丸木 久美東京第四西鶯笛
小泉 和代東京第六東世田谷青山
金田 雪路群馬県群馬中央
佐藤 深雪埼玉県さくら草
山本 綾子埼玉県西武西武
佐野 和美小田原青霄
小口 直子川崎橘樹
山本 良子静岡静岡北
塩澤 訓代浜松遠江
和田 典子岐阜長良川
筒井 千歳三重南いすず
柴田 委千代三河岡崎
赤羽 寛樹新潟とき
氏    名支  部青年部
梅沢 由美子富山富山西
岡田 彩石川南加賀
田畑 良子京都西洛西
砂子 裕岐和歌山紀州
濱谷 真紀子尾道尾道
菅原 淳津山津山
唯山 慶次広島第二安芸
藤川 幸絵竹原わかたけ
池田 陽子宇部ときわ
佐々木 志頼石見いわみ路
尾ア 理栄新居浜あかがね
西尾 理恵高知四万十
篠原 麻衣子徳島青藍
宇野 由貴子高松屋島
石田 智久熊本熊本第一