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第20期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第2回研修


3月24日(土)・25日(日)の両日、淡交会青年部のリーダーを養成する「リーダーシップ・トレーナー出向員研修」(第20期)の第2回研修を裏千家学園を会場に実施しました。

開会式には木戸崇夫淡交会常任理事、那須延明淡交会理事が出席。主催者を代表して木戸常任理事より「年間6回の限られた研修ですが、開講式で家元が話されたとおり気負わず適度な緊張感をもって臨んでいただきたい」と挨拶がありました。



講義Tでは「青年部の組織と目的について」と題し、外村邦浩組織部課長が担当。青年部の生い立ちから淡交会の組織における位置付け、活動目的について解説がありました。



続く講義Uは「青年部役員の役割について」と題し、木戸崇夫淡交会常任理事が担当。淡交会の一翼を担う青年部としての活動の在り方、またその中で役員が担う役割について、活動指針となる青年部綱領を引いて解説がありました。



また、講義の後には「青年部の魅力とは、円滑にディスカッションをすすめるには」というテーマでグループディスカッションを行いました。青年部活動を見つめなおすとともに、リーダーの役割とその実践について話し合い、翌日グループの代表者より発表を行いました。








  二日目、利休忌を三日後に控えた宗家御祖堂に利休居士の遺徳を偲んで参拝し研修に入りました。
  講義Vでは青年部パスト全国委員の森田宗圓氏(淡交会参事、奈良支部前幹事長)を迎え、講義とディスカッションが行われました。森田講師は「茶道の心を広めよう」と題して講演。茶のルーツを端緒に日本の風土によって培われた茶道文化の持つ精神性や日本人の美意識について講義は展開。我々が学んでいる茶道の魅力を再発見し、伝え広めていくことの大切さを語られました。また、講義後のディスカッションでは、出向員からの質問にも青年部の先輩として丁寧に応答解説がありました。



次回第3回研修は6月2日(土)、3日(日)裏千家学園での開催を予定しています。