宗家・総本部行事だよりへ

第24期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


  2月5日(土)・6日(日)、全国の青年部正会員から選抜された29名が宗家に参集し、開講式と第1回研修が行われました。
  この研修は、宗家、総本部で開催される年6回の研修を通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでの研修出身者は所属青年部をはじめ、各ブロック、全国委員会におけるリーダーとして活躍しています。




  5日午後から茶道会館で行われた開講式には、坐忘斎家元が出席。家元からは、「自分が先頭に立つことばかりを学ぶのではなく、まず、自らを一歩前進させるような心をもって研修に臨んでください」と励ましのことばが送られました。出向員を代表して、大森弘美君(大阪西支部なみはや青年部)に委嘱書が交付され、小谷一仁君(宮城支部みやぎ南青年部)が誓いの言葉を述べました。




開講式後に出向員は、一人ずつ家元に挨拶を行い、その後、利休御祖堂への参拝と茶室拝観、呈茶がありました。




  続いて、裏千家学園に会場を移し講義研修を受けました。
講義Tは、関根秀治裏千家事務総長・淡交会副理事長が「家元指導方針について」と題し担当。「まずは、指導方針を熟読し、裏千家茶道人としての修道のあり方を知ることからはじめてほしい」と要望し、淡交会に於ける指導方針の位置付けについて話しがありました。




  続く講義Uでは、「淡交会について」を、木戸崇夫裏千家事務局長・淡交会常任理事が担当。「青年部役員必携」をテキストに、会の成り立ちや機構概要について解説がありました。




  翌6日は、大徳寺金毛閣と聚光院の拝観、利休居士墓参の後、裏千家学園に戻り自己紹介を兼ねて3分間スピーチを行い、一人ひとりが研修に臨む抱負を述べました。
最後に、野口耕一組織部部長の挨拶で閉会しました。


スピーチに臨む出向員




野口耕一組織部部長挨拶


  今期の研修は、3月開催の第44回青年研修会の受講、単独研修などを経て、12月の全国代表者会議での呈茶席担当と修了式までの全6回が予定されています。