宗家・総本部行事だよりへ

第24期 リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第6回研修


  青年部「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」(第24期)の第6回研修を12月2日(金)・3日(土)の両日開催しました。L・T出向員制度は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダー養成を目的に研修プログラムを受講するもので、今回はその締めくくりとなる最終研修となりました。

  開会式では橋本一郎総本部事務局長より「この6回の経験をそれぞれの青年部の中で活かしていただきたい。そして、いつの日か青年部のリーダーとなって帰ってきていただきたい」と挨拶があり、早速研修に入りました。



  続く講義は、「リーダーの姿」と題して、関根秀治淡交会副理事長が担当。リーダーとは何かを出向員へ問いかけながら、土光敏夫氏のことばや末次一郎氏の「五省」を引用し、リーダーは“情熱”を持って活動することが重要であると説かれました。また、1年間の研修を終える出向員に対して今後の活躍に期待したいと激励の言葉が贈られました。




  次に、出向員はこれまでの研修を振り返って、3分間スピーチを行いました。 スピーチでは「自分にとってのリーダー像を見つけることが出来た。これからの青年部活動に活かして行きたい」「多くの仲間からもたくさんのことを学んだ。リーダーとしてこの経験を伝えていきたい」「次は青年部のリーダーとなって、また皆と再会したい」など、今後の青年部活動への抱負が語られました。






  最後に、橋本事務局長より総評が行われ、サミュエル・ウルマンの「青春」を引用し、今後も理想や情熱を持ち続けて活動いただきたいと結ばれました。

  2日目は、ウェスティン都ホテル京都において「第50回青年部全国代表者会議、第41回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。
  『再生〜みんなの一歩〜』をテーマとして、震災から再生・復興するための一歩、また、これから新しい体制となる青年部の中で、自分たちが中心的な存在となっていくための一歩を、全国の仲間が集うこの代表者会議から踏み出して行きたいという出向員の思いが表現された茶席となりました。






  また、ロビーにはこれまでの研修内容や自主制作の茶碗が展示され、1年間の充実した研修内容が報告されました。



  その後、全国代表者会議の席上、この1年間の研修を締めくくる修了式が挙行されました。小谷一仁代表幹事(宮城支部みやぎ南青年部)が6回の研修を振り返って謝辞を述べ、千 宗室家元よりねぎらいのことばがかけられました。




  今後の第24期出向員の活躍を期待します。