宗家・総本部行事だよりへ

第25期 リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第6回研修


  青年部「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」の第6回研修が12月14日(金)・15日(土)の両日開催されました。L・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダーとなるべく研修プログラムを受講するもので、今回はその締めくくりとなる最終研修です。

  開会式では橋本一郎総本部事務局長より「それぞれの青年部に戻って、この6回の経験を活かしていただくことがリーダーへの第一歩になります」と挨拶があり、早速研修に入りました。


  まず「今後の青年部活動について」と題し、野口耕一組織部部長が担当。「青年部の設立目的や歴史的経緯を踏まえた上で、青年部活動を楽しんでいただきたいと思います。皆さんの今後の活躍を期待しています」と1年間の研修を終える出向員に激励の言葉を贈りました。


  次に、出向員はこれまでの研修を振り返って、3分間スピーチを行いました。
スピーチでは「かけがえのない29名の仲間と出会うことが出来た」、「一人でも多くの人にL・T出向員研修の素晴らしさを伝えたい」、「一年前と比べると自分の意識が大きく変わった」など、この1年の成果と今後の抱負をそれぞれが述べました。




  最後に、松尾拓二組織部主任が1年間の研修を締めくくって総評し、研修プログラムは終了しました。

  2日目は、京都全日空ホテルにおいて「第51回青年部全国代表者会議、第42回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。

  『織り成す』をテーマに、茶席を織物の工程に見立てて、歴代家元や社中の先生方、青年部の先輩方が培ってこられた「経糸(たていと)」、そこに出向員が情熱をもって学んだ青年部活動という「緯糸(よこいと)」を紡ぎ、今出来る精一杯のものを織り成し、次世代へも織り継いでいきたいという思いを表現しました。



  その後、全国代表者会議の席上、1年間の研修を締めくくる修了式が挙行されました。廣ア貴義代表幹事(境港支部みなと青年部)が6回の研修を振り返って謝辞を述べ、千 宗室家元が激励の言葉をかけられました。


  第25期出向員30名のこれからの活躍を期待します。