宗家・総本部行事だよりへ

第28期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第6回研修


  平成27年12月4日(金)・5日(土)の両日、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第6回研修が裏千家学園とリーガロイヤルホテル京都で実施されました。

  L・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダーとなるべく研修を行うもので、今回はその総括となる最終研修でした。

  1日目は、木戸崇夫淡交会専務理事が挨拶に続いて、「リーダーとは何か」と題して講義を担当。リーダーとして必要な心の持ち方について説かれた後、「人それぞれ考えるリーダー像は異なるが、6回の研修を経た今、皆さんが理想とするリーダーを目指して青年部で活躍してもらいたい。」と出向員を激励されました。




  続いて、一年間の研修を振り返って3分間スピーチを行いました。「全国に心強い仲間ができたことが一番の成果」「新しい自分を見つけることが出来た」「家族・親先生・青年部の仲間など様々な方に支えられた感謝の一年だった」「この研修で学んだことを基に日本一楽しい青年部を作りたい」など出向員それぞれが感じた研修の成果と今後の抱負を述べました。






  1日目の最後には、長谷川義翁淡交会総本部事務局長より1年間の研修を通じた総評があり、プログラムは終了しました。




  2日目は、リーガロイヤルホテル京都にて「第54回全国代表者会議・第45回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。
  今回の呈茶席は『無限』をテーマとして取り組みました。
  「ゆっくり急ぎながら(フェスティナ・レンテ)」精一杯考え行動し、「無限の可能性」に向け努力したいという思いを表現した設えとなりました。
  出向員自らが作陶したお茶碗で参加者をもてなし、また、呈茶席入口のスペースには手作りの扇子などが展示され、1年間の充実した研修内容が報告されました。






  その後、全国代表者会議の席上で、一年間の研修を締め括る修了式が執り行われました。岸本直之代表幹事(静岡青年部)が謝辞を述べ、千 宗室家元より励ましの言葉がかけられました。




  第28期出向員30名のこれからの活躍を期待します。