宗家・総本部行事だよりへ

第30期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員
第6回研修


  平成29年12月1日(金)・2日(土)の両日、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第6回研修が裏千家学園とリーガロイヤルホテル京都で実施されました。
  L・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダーとなるべく研修を行うもので、今回はその総括となる最終研修でした。




  1日目は、長谷川義翁淡交会総本部事務局長兼組織部部長が挨拶に続いて、「今後の青年部活動について」と題して講義を担当。「青年部の設立目的や歴史的経緯を踏まえた上で、自分はこうするんだという強い決意をもって活動に臨んでください。今後の活躍に期待します」と激励の言葉が贈られました。




  続いて、一年間の研修を振り返って3分間スピーチを行いました。「全国に同じ志を持った仲間ができた」「毎回自分を顧みる機会を得て、何が自分に足りないか理解することができた」「自信と情熱を持つことができた」「研修で自分がしていただいたように、暖かさをもって後輩の指導をしていきたい」など出向員それぞれが感じた研修の成果と今後の抱負を述べました。






  最後に長谷川事務局長より1年間の研修を通じた総評があり、プログラムは終了しました。

  2日目は、リーガロイヤルホテル京都にて「第56回全国代表者会議・第47回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。
  今回の呈茶席は『出会う・つながる・ひろがる』をテーマとして取り組みました。研修期間に出会った方との繋がりがさらにこれからも広がっていくようにという想いを込め、小さな水滴が波紋のように広がっていくイメージを表現した設えとなりました。
  出向員自らが作陶したお茶碗で参加者をもてなし、また、呈茶席入口のスペースには手作りの帛紗などが展示され、1年間の充実した研修内容が報告されました。






  その後、全国代表者会議の席上で、一年間の研修を締め括る修了式が執り行われました。南 早織代表幹事(京都南青年部)が謝辞を述べ、千 宗室家元より励ましの言葉がかけられました。




  第30期出向員27名のこれからの活躍を期待します。