宗家・総本部行事だよりへ

第31期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員・第4回研修


  平成30年9月15日(土)・16日(日)、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第4回研修を実施しました。

  1日目は、長谷川義翁 淡交会常任理事・総本部事務局長が主催者挨拶に続いて、「裏千家の諸活動について」と題して講義を担当。
  裏千家の活動内容についての説明とともに、諸活動への参加が自らを高め友情を育む機会であることについても触れられました。



  その後、茶道会館にてICI(International Chado Institute)の稽古見学とディスカッションをグループに分かれて行いました。
  日本で茶道を学ぶ外国の方々との意見交換や、熱心に稽古に臨む姿勢を見学することで茶道に対する視野を拡げ、世界に通じる茶道の素晴らしさについて再認識する機会となりました。


稽古見学 グループディスカッション


  続いて、初代 片岡進之介氏を講師に迎え、「お茶と歌舞伎〜先人から伝わりしもの」と題して講義を頂きました。
  御祖父である13世片岡仁左衛門氏をはじめ、歌舞伎界の先輩から教わったこと、叱られたことを基に、伝統を受け継ぐ心構えや、師匠と弟子のあり方などを語られました。




  2日目はグループに分かれ「多くの人から愛される青年部の定義-どんな青年部なら会員が増えるか-」をテーマにディスカッションを行いました。




  続いて草刈健太郎氏(カンサイ建装工業 代表取締役)より「つながり」と題し、草刈氏が立ち上げから携わっておられる「職親プロジェクト」についてお話いただきました。
  茶人である前に一人の人間としてあるためにどうしたらよいか考える良いきっかけとなりました。




  最後に長谷川常任理事より総評があり、2日間の研修を終えました。
次回第5回研修は10月20日(土)・21日(日)に予定しています。