青年部ナショナルコンファレンス2016inいわき
「茶杓交換交流プロジェクト」〜竹取り物語〜

【報告者】
第25期全国委員会委員長
ナショナルコンファレンス2016実行委員長
小川愛一郎

  平成28年6月17日(金)・18日(土)、福島県いわき市において「青年部ナショナルコンファレンス2016inいわき」を開催いたします。

  この行事は青年部会員が取り組むべき修練・奉仕・友情の三信条を踏まえ、参加する一人ひとりが自らを高め、東日本大震災被災地の復興に協力し、明るく正しい日本の未来を築くため社会全体を元気づける契機とするとともに、その貴い理念を次の世代に受け継ぎ、青年部としての活動の方向性や青年茶人としていかに在るべきかを見出す機会として実施するものです。

  実行委員会では、参加者に被災地産の竹を使った手作りの茶杓を作成して頂き、ナショナルコンファレンス当日、その茶杓を参加者の皆さまで交換し合い、その後の交流につなげるプログラムを計画しております。

  11月18日(水)いわき市に於いて、茶杓に使用する竹の伐採を行いましたので報告いたします。


<参加者10名>
◇全国委員会
  小川愛一郎・行松宏展全国代表者会議議長・三木崇司全国委員補
◇東北ブロック
  山本嘉子ブロック長・諸橋武明副ブロック長・櫻井雅子ブロック幹事長
◇いわき青年部
  菅本健一部長、鈴木孝明監事、星 美子副部長
◇北陸信越ブロック
  行松明美石川南青年部副部長


  あいにくの雨模様でしたが、10時から趣旨にご賛同いただいた神社の竹林で伐採を開始しました。




  竹は茶杓の樋のくぼみが丁度良い直径3cmの竹に限定して伐採。竹を切るのに問題なかったのですが、竹林から運び出すのが大変な作業でした。
  長さを揃え、小枝を切り、竹を傷付けないよう荒縄で3か所結び、10本一纏めにして車の荷台へ乗せる作業が続きました。竹林から竹を切り出して運ぶだけと簡単に考えていましたが、かなりハードな作業でした。




  皆、疲労感はありましたが、とても幸せそうな笑顔でした。
  この竹が茶杓に生まれ変わり、ナショナルコファレンスの参加者のご縁を紡ぎ、海外にも発信することを夢見ながら、みんなが一所懸命、祈りを込めて作業に臨みました。




  青年部が東日本大震災に対して、思い続ける事、忘れない事、息の長い支援が、この茶杓を通じて国内・海外の皆さまとのご縁が始まることを祈念しております。
  共に歩み、「青年部ナショナルコンファレンス2016inいわき」を盛り上げましょう。




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