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宗家・総本部行事だよりへ

青年部第44回全国代表者会議
青年部第34回ブロック代表者会議
「青年部、魅力再発見」運動の推進
―高めよう、拡げよう、一人が一人を―
青年部第14回全国大会に向けて



  12月3・4日、京都宝ヶ池プリンスホテルにおいて、第44回淡交会青年部全国代表者会議・第34回淡交会青年部ブロック代表者会議を開催。また、それに先立ち青年部全国委員会が行われました。


◇全国委員会

  3日午前10時より開催された全国委員会では、今夏に行われた第2回サマーコンファレンスについての報告と、来年に向けて青年部活動の新たな方向性が示されるとともに、第14回全国大会についての協議が行われました。
出席者が紹介された後、木戸崇夫常任理事より新しい裏千家事務機構について説明。
樫畑直尚全国委員会委員長、辻 治美全国代表者会議議長と原 昌三直前委員長より挨拶。



樫畑委員長 原直前委員長


  樫畑委員長を議長に選出した後、宗家・総本部報告に続いて、7月22日に開催された第2回サマーコンファレンスのダイジェスト映像が上映され、樫畑実行委員長より報告。成功裡に終えた行事の成果を再確認するとともに、次回への期待をふくらませました。

協議事項では、関根秀治専務理事より、「青年部、魅力再発見」運動―高めよう、拡げよう、一人が一人を―の趣旨説明。第14回全国大会の概要について説明があり、午後の代表者会議に引き継がれました。


◇青年部全国代表者会議・ブロック代表者会議

  午後2時の開会を前に、同ホテル内のゴールドルームには、第18期リーダーシップトレーナー(L・T)出向員による呈茶席が設けられました。茶席は「繋ぐ」をテーマに取り合わせ。同会議の席上で修了式を迎える30人の出向員らは、揃いの新緑の帛紗で心を繋ぎながら、先輩方をおもてなししました。


呈茶席


  代表者会議には、千 宗室家元夫妻、淡交会理事の大谷宗裕氏、納屋宗人氏が出席、全国委員・全国委員補をはじめ全国374の青年部部長、および連絡会代表約450人が参加して開催されました。


◎家元ご挨拶
  千 宗室家元は、代表者会議において挨拶され、「青年部には全国大会、サマーコンファレンスという大きな行事がありますが、参加者ができる限り満足して帰っていただくことに尽きます。青年部の皆さん方が自分自身を切磋琢磨しつつ、様々な青年部活動に自分たちの色合いを加えていけば、その青年部の血の通った行事となります。これから仲間を増やし新しいものを生み出していくために、少しずつ範囲を広げてみてください」と、青年部活動のあり方と今後の方向性を示されました。
  続いて挨拶された千 容子家元夫人は、「青年部は、若さとフットワークの軽さを大いに活用した活動を展開していただきたい」と語られました。


挨拶される家元 家元夫人


LT出向員より謝辞


  宗家ご挨拶の後、第18期L・T出向員修了式が行われ、代表者会議出席者が見守るなか、家元の前に出向員30人が整列。家元に奥村淳代表幹事(岐阜支部いぶき青年部)より謝辞。6回の研修を締めくくり、感動の面持ちの出向員らに、場内は労いの拍手に包まれました。


挨拶される関根専務理事・裏千家事務総長 辻議長


  会議は、関根秀治専務理事より挨拶の後、樫畑委員長より挨拶。選出された辻議長の進行により、宗家・総本部報告、青年部第2回サマーコンファレンス実行委員会報告。
協議事項は、以下の通り。


1、前回(代表者会議)の協議事項に関する件
子どもたちへのアプローチ事業について
2、「青年部、魅力再発見」運動―高めよう、拡げよう、一人が一人を―に関する件
3、青年部第14回全国大会に関する件
4、その他
ブロック研修会について、青年部育成委員会について

  「青年部、魅力再発見」運動については、関根専務理事が趣旨説明を行い、「運動とは現状を変化させる動きである」として、青年部活動に対する新しい発想を求められました。
引き続いて、事例発表があり、6青年部(ブロック・青年部連合会・連絡会含)の代表それぞれが行って一定の成果をあげた行事を報告。
  午後6時からの懇親夕食会をはさんで、グループ討議。翌4日午前は継続協議が行われ、熱心な討議が展開されました。


懇親会は和やかに開宴
(原直前委員長、廣田元孝直前議長による乾杯発声)