また、荒井一雄副実行委員長は「昨年の『第九回裏千家青年の船』での、新しい時代に船出するのだという若宗匠の意気込みの中で、これからは、新しい事業で新しい考えを実現していくことが必要だという考えが湧きあがってこられたように思います。
その思いが形となった、『青年部ポスター』や、『青年部育成委員会』発足の延長線上に、この『サマーコンファレンス』があるとも考えられます。
このサマーコンファレンスの目的は、事業の成功も勿論ですが、魂の湧き出る人間を育てることにあると思います。
初めての事業に参加するというのは不安なものですが、その不安を私たちが払拭できるよう、この2日間の会議で多くを学び、「人を育てる」ということを皆さんで確認していきましょう」と力強く挨拶。
その後、橋本一郎・総本部青年部部長より事業の目的や意義、実行委員会の役割などの事業概要の説明及び日程を追って各行事の詳細と部会の役割等についての説明がなされました。
また、今回は東京での開催ということで、小谷朗・裏千家東京出張所事務長より東京道場の見学の説明がありました。
各実行委員は、何としてもこの事業を成功させたいという意気込みから、協議が進むにつれ次第に白熱した議論が繰り広げられました。
二日目は、会場下見の後、各部会に分かれての分科会を経て、分科会報告がなされました。各自、責任の重さを再認識し、残る2カ月でできることを精一杯おこなうべく気持ちを引き締めました。 |