淡交会青年部

第3回サマーコンファレンス実行委員会


  8月31日・9月1日の両日、京都ホテルオークラにおいて、青年部サマーコンファレンス第3回実行委員会を開催しました。これは、去る7月19日〜21日に東京で開催された「淡交会青年部第1回サマーコンファレンス」の評価反省会を主な議題としたもので、実行委員47名が参集。
  初日、鴨川沿いの「鶴清」にて懇親夕食会。若宗匠並びに大谷裕巳裏千家調査役も出席され、和やかに会が進行しました。
  二日目は、京都ホテルオークラ「光舞の間」にて、評価反省会。
  若宗匠は「私が青年茶人に求めるものとは"誰もが自分の居る場所に敏感になってほしい"ということです。 それぞれのブロック、青年部、地域、各々の事情─それに敏感になって、その中に我々が打ち出す方針を上手く取り入れていっていだだきたい。 サマーコンファレンスは閉講式をもって終了したのではなく、今の時期は、次の開講式までの露地のようなものです。様々な問題提起がされた中から、参加者一人ひとりがその人なりにそれを取り込み活かしていただければと思います。皆さんと過ごしたサマーコンファレンスは私にとっても誇りになっております」と挨拶。

千 宗之若宗匠挨拶

朝田善三実行委員長挨拶

荒井一雄副実行委員長挨拶

  木戸崇夫淡交会理事・総本部事務局長の総本部挨拶の後、朝田善三実行委員長は、「サマーコンファレンスは、各自が "なぜ青年部活動をしているのか"ということを自らに問いかけるきっかけとなりました。その問の答が"修練・奉仕・友情"であるかもしれませんし、その問をつきつめることできっと各自に責任感や自覚が芽生えることでしょう」と挨拶。荒井一雄副実行委員長も「既存の行事では目的と手段が混同してしまうケースが多いが、今回第一回目ということで、手段と目的を明確化できる良いきっかけになった」とサマーコンファレンスの成果を評しました。
  続いて、橋本一郎総本部青年部部長より、今回のサマーコンファレンスの総括として、「事業の意義・目的」「参加対象・募集定員」「開催日程・登録費」「企画方針・方向性」「実施体制(運営)」の5項目に関する報告があり、次世代リーダーの育成という目標への到達度も高く、本事業の波及効果も期待出来る素晴らしい事業であったと締めくくりました。
  その後、3班の分科会に分かれて、サマーコンファレンスの事業目的や規模などについて再検討するとともに、二年の任期中"全国委員として何を成し得たか"についてディスカッション。昼食をはさんで分科会発表、来年に控えた「第13回青年部全国大会」企画案説明を経て閉会、実行委員会を解散しました。
  この実行委員会で、サマーコンファレンスの目的・手段・結果の「結果」の部分を振り返る機会となったとともに、全国委員は残り4ヶ月という任期を完全燃焼すべく決意を新たにしました。

分科会