社団法人茶道裏千家淡交会
第114回全国総会




  11月26日、ウェスティン都ホテル京都にて、社団法人茶道裏千家淡交会第114回全国総会が開催され、平成22年度の事業計画案、収支予算案等が審議され、すべての議案が承認可決されました。

●理事・参事合同会議
  総会に先立ち、午後1時15分に開会。千 宗室理事長が議長に選出され、上程された議案はすべて満場一致で可決され、第114回全国総会に引き継がれました。




議事を進行される家元 家元夫人の閉会のことば


●全国総会


  午後3時より開催され、家元理事長、千 容子副理事長ならびに理事・監事、参事・参事補・特別参事、155支部2支所(委任状提出は10支部)、総勢約420名が出席しました。
  家元夫人が開会を宣言、議長に坂本眞一氏(札幌第一支部支部長)、副議長に中尾喬一氏(鳥取支部支部長)、廣田 武氏(三重北支部支部長)、議事録署名委員には長沼 修氏(札幌第四支部支部長)、上野 孝氏(鎌倉支部支部長)が選出されました。
  挨拶に立たれた家元は、「それぞれの地域の皆さまのご尽力により、本年も地区大会、献茶式等の諸行事をつつがなく行うことが出来ました。色々なことを学ばせていただいたことを大変有難く存じております。この淡交会を会員方にとってより良い形にしていくという目線を大切に、これからも務めさせていただきたいと思います」と挨拶されました。

開会宣言をされる家元夫人 (右から)坂本議長、中尾・廣田両副議長


家元挨拶


  関根秀治副理事長より宗家・総本部報告の後、続いて議案審議が行われました。

  ・ 第1号議案 平成22年度事業計画案に関する件(那須延明理事)
  ・ 第2号議案 平成22年度収支予算案に関する件(木戸崇夫常任理事)
  ・ 第3号議案 平成22年度講師派遣日程に関する件(木戸崇夫常任理事)

  各議案とも、総会要綱に基づいて内容が説明され、満場一致で承認可決。坂本議長より決議事項の確認が行われました。
  おわりに千 容子副理事長が閉会のことばを述べられ、全国総会が終了しました。

  夕刻からの懇親会には、家元夫妻の長女・万紀子様も出席。塚本能交氏(今日庵老分・淡交会理事)の乾杯で開会しました。




  全国から参会された出席者方が和やかに親睦を深めた懇親会は、丹羽健二氏(今日庵老分・大阪北支部支部長)の挨拶で中締めとなりました。