平成23年度優秀支部・部門別優良支部表彰
学校茶道永年勤続者表彰、特別表彰
―第119回全国総会において表彰―


  第119回全国総会の席上、平成23年度優秀支部・部門別優良支部表彰、学校茶道永年勤続者表彰受賞者、特別表彰の表彰式が執り行われました。


◆ 平成23年度支部表彰
【優秀支部】
東京第一東支部(押見守康支部長)

支部・青年部・学校茶道が良く連携し、組織の強化と活動の充実に努めるとともに、地域社会への貢献に積極的に取り組む。特に青年部育成委員会の機能化を通じた青年部の拡大と、園児対象のお茶会を行政の主体事業として位置づけるなど、支部としての運営努力が評価される。
徳島支部(村崎正人支部長)

支部・青年部・学校茶道が一体となって諸行事に取り組むとともに、地域社会への積極的なアプローチにより茶の湯の認知度を高めた。主管した地区大会においては県の施設や博物館、大学、商店街など各所において一般市民に広くお茶を振る舞いその意義を大きく高めたことは地域貢献・活性化という点で評価される。

東京第一東支部 徳島支部


【部門別優良支部】
○会員増加の部
西大寺支部(大森 實支部長)
三島支部

いずれも過去2か年と5か年の会員増加率、増加数ともに高水準を維持している。

西大寺支部 三島支部


○地域社会への貢献の部
函館支部(加藤健太郎支部長)

大宗匠を迎えての「道南茶道文化講演会」「北海道・函館平和の祈り」を通じて、地域社会に裏千家茶道を浸透させるとともに、行政、企業等と一体となって国際交流に積極的に取り組んだ。
東中国地区(松田 堯名誉地区長・若林昭吾地区長)・備北支部(立木大夫支部長)

「東中国地区地域交流大会2011 inたかはし」を開催し、「いつでも、どこでも、どなたにも一碗を」運動と青年部の「私の一碗」運動を推進し、地域社会に「おもてなしの心」を伝えるとともに、地元行政(高梁市)をはじめ市民を交えた大会を成功させた。

函館支部

東中国地区 備北支部


○学校茶道教育振興の部
青森支部(千葉 満支部長)

学校茶道の拡充に取り組み、茶道採用校・正会員数とも全国で上位に位置している。
香川支部(佐藤融司支部長)

学校茶道の拡充に取り組み、特に新規校の開拓に成果を挙げた。茶道採用学校数・正会員数とも昨年との比較で全国トップクラスの増加となった。

青森支部 香川支部


○青年部への指導援助の部
静岡支部(木宮和彦名誉支部長、木宮一邦支部長)

教授者の青年部への理解が深く、主管した地区大会では全ての青年部が茶席を担当するなど親子のよき関係が構築されている。会員数も5青年部とも増加傾向にある。
熊本支部(與縄義昭支部長)

支部が一丸となって青年部への支援に取り組み、昨年度に比べ支部内の全ての青年部が会員数を拡大させた。

静岡支部 熊本支部


◆ 平成23年度学校茶道永年勤続者表彰
  学校茶道に永年貢献されている83名を表彰。家元より受賞者代表の須槍宗和氏(西播磨支部参与)に感謝状と記念メダルが授与され、吉田宗皎氏(特別参事・近畿第二地区委員長、堺支部参与)が謝辞を述べました。

感謝状授与 謝辞


  総会会場での表彰式後、別室において、大宗匠より受賞者一人ひとりに感謝状とメダルを授与。大宗匠は受賞者の永年の労を労われ、受賞者は記念メダルを胸に皆晴れやかな表情でした。




◆ 特別表彰
  永年、裏千家茶道の興隆と、淡交会青年部・学校茶道の若い世代の育成に対して多大な尽力をされた功績により、千壽健夫氏(特別参事・大分支部副支部長)に感謝状と記念品が贈呈されました。