第47回中国地区大会


  4月21日(土)・22日(日)、広島市において第47回中国地区大会が開催され、千 宗室家元夫妻、
千 万紀子様、伊住弘美様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様が出席されました(奥原信也中部中国地区地区長、野村興兒西中国地区地区長、若林昭吾東中国地区地区長、主管:広島第一支部、篠原康次郎支部長)。
  大会には、広島県副知事の城納一昭氏、広島市長の松井一實氏、衆議院議員の岸田文雄氏(広島第一支部顧問)、河井克行氏(広島第二支部顧問)、参議院議員の宮沢洋一氏(福山支部顧問)、淡交会理事の大谷宗裕氏、橋本宗利氏(広島第二支部支部長)、淡交会顧問の天江喜七郎氏はじめ多数の来賓、中国地区内外より3100名を超える同門社中が出席しました。




●会議・つどい(於:広島国際会議場)
  21日午後0時30分から「準教授・茶名拝受者・新入会員のつどい」が開催。家元は「全国それぞれの土地に適ったお茶があるように、お一人おひとりに適ったお茶があります。皆様が、ご自身の器にあったお茶をしていただければと思います」と挨拶されました。




準教授・茶名拝受者代表「謝辞」
吉津宗祐さん(広島第一支部)
新入会員代表「誓いの言葉」
伊藤のぞみさん(同支部)


  その後、宗家方は「正副支部長・幹事長会議」に出席。家元挨拶に続いて家元夫人が挨拶に立たれ、主管の広島第一支部の役員・会員方の労をねぎらわれました。




●大会式典(於:広島国際会議場)
  同日午後2時30分より大会式典を挙行。
  第一部「お茶湯の儀」では、家元が大会の開催を利休大居士、歴代宗匠に奉告しご遺徳を偲ばれるとともに、多くの物故者の霊位に対して一碗を捧げられました。




  第二部「式典」では大会会長の奥原地区長から主催者代表の挨拶、主管支部を代表して大会副委員長の竹内泰彦副支部長から挨拶。続いて大会を記念して奥原地区長より広島市へ、心豊かで潤いのある地域社会実現のため金一封が贈呈されました。
  その後、家元が挨拶。来賓を代表して城納副知事、松井市長が祝辞を述べられました。


奥原地区長挨拶 竹内副支部長挨拶


城納副知事祝辞 松井市長祝辞




  第三部「表彰会」では、家元より10名の方々に淡交フェローが授与され、会場は拍手に包まれました。




  「特別講演」では家元が登壇。「謙譲の精神や自制心という美徳を、日本人は古来より受け継いできているはずです。しかし、明治以降の生活様式の変化に伴って、それらを見失いがちになってきたのではないでしょうか」と話され「茶の湯を通して日本人が大切にしてきた心や生き方を思い出すきっかけになるよう願っています」と締めくくられました。




●懇親会(於:ANAクラウンプラザホテル広島)
  午後6時より懇親会が開催。奥原地区長、竹内副支部長に続き家元が挨拶。来賓を代表して岸田文雄衆議院議員が祝辞を述べられ、橋本理事の発声で乾杯。
  家元は各テーブルでの記念撮影に応じられ参加者と和やかに懇談されました。
  終わりに、世良與志雄副支部長による中締めの挨拶で懇親会は締めくくられました。


二胡の演奏で開会


岸田衆議院議員挨拶 橋本理事による乾杯発声


世良副支部長による中締め


●記念茶会(於:広島国際会議場)
  大会期間中、記念茶会が開催。濃茶席(竹原支部担当)、薄茶席2席(三次支部担当、広島第二支部担当)と立礼席(青年部・学校茶道担当)の計4席が設けられました。
  学校茶道の参加校は、広島大学、県立広島大学、広島市立大学、広島国際大学、比治山大学、安田女子大学、日本赤十字看護大学、呉医療センター付属呉看護学校、呉共済病院看護専門学校の皆さん。


【濃茶席 竹原支部担当】



【薄茶席 三次支部担当】



【薄茶席 広島第二支部担当】



【立礼席 青年部・学校茶道担当】