第33回 四国地区大会

南国の城下町・高知に2100人が参集
  
  10月26・27日、社団法人茶道裏千家淡交会第33回四国地区大会が高知支部(M田耕一支部長)の主管により高知市で開催されました。南国の秋は汗ばむほどの陽気となった当日、宗家より千 宗室家元、千 宗之若宗匠夫妻、伊住宗晃宗匠が列席、来賓に橋本大二郎高知県知事、松尾徹人高知市長、衆議院議員・塩崎恭久氏、山内家当代・山内豊秋氏はじめ多数参席されて華やかな大会となりました。
  四国地区内の裏千家同門ら約2100人の参加者は、三翠園・市立中央公民館での記念茶会、懇親会、県立県民文化ホールでの式典などに臨み、宗家との一体感・同門意識の高揚と同時に、地域社会への茶道の啓発に務めました。27日午前挙行された大会式典では、若宗匠によるお茶湯の儀、小泉純一郎内閣総理大臣のビデオメッセージの放映があり、本大会の名において高知県へ寄金の贈呈、お家元ご挨拶、淡交会功労者の表彰等が行われました。
  本年は高知城築城400年に当たり全市挙げての歓迎ムードに加え、殊に、お家元はじめ宗家方が地元各界の著名士と懇親を深められたほか、薄茶席で橋本知事造の茶碗が用いられるなど地域社会との相互の関わり、裏千家茶道のさらなる振興が期待され、意義深く終了しました。

◇記念茶会
濃茶席(於:三翠園)、薄茶席(於:市立中央公民館)─担当:高知支部
立礼席(於:三翠園)─担当:高知支部四万十・土佐中央・やまももの3青年部、
学校茶道(参加校は高知大学、高知女子大学、高知医科大学、高知学芸高等学校)
香煎席(於:市立中央公民館)




宗家方が席入りされた濃茶席 濃茶席の道具荘り



お茶湯の儀で利休居士画像に
一碗を
橋本知事よりM田支部長に
感謝状贈呈





式典会場前に整列して
可愛いお出迎え
高知のシンボル・はりまやばし