第47回 四国地区大会

平成31年3月30日(土)・31日(日)、高知市において、千 宗室家元はじめ宗家の方々が出席され、第47回四国地区大会（瀬川大秀地区長、主管：高知支部・西山彰一支部長）が開催されました。  　高知県知事の尾�ｱ正直氏（高知支部顧問）、高知市長の岡�ｱ誠也氏（代理 吉岡 章副市長）、衆議院議員の山本有二氏（高知支部顧問）、中谷 元氏、塩崎恭久氏（松山支部支部長）、山内家19代当主 山内豊功氏（高知支部顧問）をはじめ多数の来賓、地区内外より1,100名を超える同門社中が参加しました。

●つどい（於・高知会館）  　30日午後3時30分より「準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどい」が開催され、準教授拝受者42名、茶名拝受者59名、新入会員40名、合わせて141名が参加。  　倉斗宗覚今日庵業躰による割稽古についての講義、家元の挨拶に続いて準教授・茶名拝受者を代表して、高知支部のワグナー理佳さんが謝辞を、新入会員を代表して高知支部の横山沙織さんが誓いの言葉を述べました。

謝辞	誓いの言葉

●青年部のつどい（於・高知会館）  　つどいと同時刻に開催され、ブロック内各青年部より80名が参加。千 敬史様の挨拶に続いて、敬史様、伊住宗陽様、伊住禮次朗様を囲んで記念撮影が和やかに行われました。

敬史様ご挨拶	記念撮影

●会議（於・三翠園）  　「正副支部長・幹事長会議」は午後4時より開催。家元に続いて家元夫人が挨拶されました。主管支部による大会概要説明や地区・学校茶道連絡協議会・青年部から諸報告が行われました。

●懇親会（於・三翠園）  　午後5時30分より開宴。瀬川地区長、西山支部長、家元からの挨拶に続いて山内氏の来賓挨拶、池上武雄高知支部顧問（前支部長）の発声で乾杯。参加者は宗家を囲んで和やかに懇親を深め、宮田速雄高知支部副支部長による中締めの挨拶で締めくくられました。

瀬川地区長　挨拶	西山支部長　挨拶

山内氏　挨拶	池上顧問　乾杯の発声

宮田副支部長による中締め

●大会式典（於・かるぽーと）  　31日、午前9時30分より大会式典を挙行。  　第一部「お茶湯の儀」では、家元が大会の開催を利休大居士、歴代宗匠に奉告、ご遺徳を偲ばれるとともに、物故会員の霊位に対して一碗が捧げられました。

第二部「式典」では、はじめに主催者を代表して瀬川地区長と高知支部西山支部長より挨拶。その後、大会を記念して高知市文化振興財団へ金一封が贈呈されるとともに、同財団から感謝状が贈られました。

瀬川地区長 挨拶	西山支部長 挨拶

高知市文化振興財団へ寄付金贈呈	高知市文化振興財団より感謝状贈呈

家元の挨拶の後、来賓を代表して尾�ｱ知事、岡�ｱ市長（代読：吉岡章 副市長）、山本衆議院議員、中谷衆議院議員より祝辞が述べられました。最後に次期大会の主管・南予４支部を代表して宇和島支部の島原傳喜支部長より2年後の大会の成功に向けた決意表明がありました。

尾�ｱ知事　祝辞	岡�ｱ市長　祝辞 （代読　吉岡副市長）

山本議員　祝辞	中谷議員　祝辞

島原支部長 挨拶

第三部では、家元夫人挨拶の後、家元から功労者表彰として淡交フェロー、淡交会育成功労者表彰、淡交会青年部育成功労者表彰が授与されました。

	淡交フェロー

淡交会育成功労者表彰	淡交会青年部育成功労者表彰

続く特別講演で家元は「茶の湯の稽古を通して学ぶ“相手を思いやる気持ち”は茶会の中だけが実践の場ではなく、日常からそういう心持ちで生活をすることが大切なのではないでしょうか」と語りかけられました。

●記念茶会（於・かるぽーと）  　大会両日、濃茶席（高知支部担当）と薄茶席（高知支部担当）、立礼席（青年部・学校茶道担当）、香煎席（高知支部担当）が設けられ、参加者は高知の歴史と文化に触れながら各席で心尽くしの一碗を楽しみました。

【濃茶席】高知支部担当

【薄茶席】高知支部担当

【立礼席】高知青年部・学校茶道担当

【香煎席】高知支部担当

学校茶道参加校は、土佐中学校、土佐高等学校、高知小津高等学校、高知工業高等専門学校、高知東高等学校、清和女子高等学校、高知大学、高知県立大学、高知工科大学の計9校。