第34回 東京地区大会

すすきの穂をわたる風も爽やかに─昭和の森に3300人

  さわやかな秋の好天に恵まれた10月12・13日の両日、茶道裏千家淡交会第34回東京地区大会が内海 倫大会会長のもと、淡交会東京第8東支部(内野 孝治支部長)の主管により、 東京・昭島市の昭和の森フォレストイン昭和館で盛大に開催されました。宗家から千 宗之若宗匠夫妻、伊住 宗晃宗匠出席のもと、東京都内18支部の裏千家同門、全国の同門代表ら 3300人が参加。宗家との一体感の中で同門意識を養うとともに、主管支部が日頃活動させていただいている地域社会の発展と茶道啓発にとって意義のある大会となりました。
  北川穰一昭島市長、田村秀昭参議院議員、小野清子参議院議員をはじめ多数の来賓が出席。また、小泉純一郎内閣総理大臣のビデオメッセージと祝辞が披露。
  清らかな水、澄んだ空気、静かな昭和の森に時折こだまする野鳥のさえずりなど素晴らしい自然に恵まれた会場で午後2時から大会式典が催されました。
  翌13日は記念茶会と準教授・茶名拝受者、新入会員を対象にして「つどい」が行われました。

<茶席>
濃茶席1席(内野孝治支部長、小野清子・谷田成雄・吉野博明副支部長担当 於:車屋)
薄茶席2席(関谷宗静氏担当 於:昭和館)(戎井宗悦氏担当 於:車屋)
立礼席1席(野川青年部担当)
香煎席(学校茶道席―私立狭山ヶ丘高校、都立砂川高校、都立北多摩高校、私立共立第二高校、都立小金井北高校、牛込第三中学校で茶道を学ぶ若い人達による呈茶)


式典で挨拶される千 宗之若宗匠


支部長・幹事長会議でメッセージを
披露される千 容子若宗匠夫人
宗家とのつどい−伊住宗晃宗匠のお話


濃茶席、立礼席に臨まれる宗家の方々