東海のつどい




  平成26年9月26日(金)、愛知県豊橋市において、千 宗室家元、千 敬史様、千 万紀子様を迎え、「東海のつどい」が開催されました。(主催:東海地区 辻 正地区長、主管:三河支部 神野信郎支部長)
  本行事は2年に一度になった地区大会が開催されない年に、淡交会をより豊かにするため会員相互の交流と人材育成の場を設けたいとの思いからはじめられたもので、今回は役員研修会として地区内の支部・青年部の役員約600名の参加がありました。


◇開会式
  午前11時より穂の国とよはし芸術劇場プラットにおいて開催。主催者を代表して辻 地区長より、主管支部を代表して神野支部長からの挨拶がありました。続いて、永年茶道指導者として功績のあった地区内37名の方への地区長表彰が行われました。


辻地区長挨拶 神野支部長挨拶


地区長表彰


◇家元講演
  続く講演には、家元が登壇。家元は「点前の手順をただただ繰り返して覚えるだけが稽古ではありません。外に出ていろいろなものを見ることも稽古です。足元をよく見てよい茶の湯をまず身近なところから見つけていってください。この東海のつどいがそのきっかけになれば嬉しく思います。」と語りかけられました。




◇懇親会
  午後0時50分よりホテルアークリッシュ豊橋に会場を移して開催。辻地区長、神野支部長に続いて、家元が挨拶。富田清治三河支部副支部長の発声により乾杯。参加者は宗家を囲み、和やかに懇親を深めました。
  終わりに、稲垣宗啓幹事長による挨拶で懇親会は締めくくられました。




◇役員合同研修会
・発表
  今後の東海のつどい開催に向けて行われたブレーンストーミングや各支部青年部育成委員会の活動報告が各支部の代表より行われました。




・講義
  関根秀治淡交会副理事長より「淡・交・会」をテーマに、講義が行われました。



◇呈茶席
  研修会場となった穂の国とよはし芸術劇場プラットには、三河支部担当の呈茶席が設けられ、参加者に一碗が呈されました。