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KBS京都放送会館教室

レッスン風景5


  9月のお稽古では、9月9日の重陽の節句にちなんで「着せ綿」というお菓子が出ました。重陽の節句は別名「菊の節句」ともいい、前夜に菊の花を真綿で覆っておき、翌日に菊の夜露と香りを移し取った真綿で身体を拭って不老長寿を願う行事があるそうです。
  ピンク色の菊に白い真綿が乗った様子をかたどったお菓子はとても可愛らしく、季節の移り変わりを感じることが出来ます。






  毎回、先生のご説明は大変興味深くて面白く、お点前の話だけでなく季節ごとの様々な行事に関する知識も得られる茶道は、私にとって日常を豊かにしてくれる存在です。
  お稽古では棚を扱うようになりました。丸卓と更好棚では柄杓の飾り方や水のつぎ方などが違うので、それぞれ気を付けて扱いました。






  ある日のお軸は「万里一条鉄」。万里にわたり一本の鉄が連なっていることから、物事が過去・現在・未来において絶え間なく続くことのたとえだそうです。
  この教室も終盤に差し掛かり、来月は修了式を迎えますがお茶のお稽古はずっと続けていきたいと思います。











レッスン風景4


  8月は風炉の薄茶点前のお稽古を続けています。先月に柄杓の扱い方を学びましたので、今月からは一人ずつお点前を行います。
  最初は先生のご指導通りに動くので精一杯でしたが、お稽古を重ねるうちに、一つの所作を行うと自然と次の所作へ移れる部分が増え、なぜその所作が必要なのか、なぜその順番なのかが理解できるようになりました。






  茶道のお稽古に通おうと思った理由の一つに「着物での美しい所作を身に付けたい」ということがありお稽古には着物で出席しています。先生にはそういった部分でも色々と細やかなご指導をいただけるので、毎回とても学びが多いです。
  次のお稽古には何を着て行こうかと考える時に、季節を意識しますが、お稽古に使われるお道具や、お菓子、お花なども季節を感じられるものですので、毎回先生のご説明を聞くのが楽しみです。
  8月のとある日のお菓子は「すだち餅」でした。すだちが練りこまれた道明寺生地で、中に小豆の粒あんが入っています。お花は「吾亦紅、秋海棠、矢筈薄」です。まだまだ暑い日が多いけれど少しずつ秋の気配が感じられます。きっと昔の人は今よりもっと季節の移ろいを敏感に感じ取っておられたのだろうなと思いました。











レッスン風景3


  割稽古を経て、盆略点前のお稽古に入りました。これまでは帛紗の扱い方や、棗や茶杓の清め方をひとつずつ繰り返して覚えてきましたが、通しでのお点前を行いました。いざ始めてみると、足の運び方、お道具の清め方、お茶の点て方、しまい方、それぞれ正しい順序でスムーズに行うのは難しく、先生のご指導に頑張ってついていくのがやっとです。
  また、亭主とお客さんとのご挨拶など、お互いに呼吸を合わせる必要があり、新しい学びがどんどん増えていきました。






  ある日のお軸は「歩々是道場」。まさにこの言葉通り一歩一歩、言動のひとつひとつがみな修行であり、今日、今、一生懸命になります。
  普段の生活では何かをしていてもつい周りのことに気をとられますが、週1回のお稽古中2時間は他のことを一切考えずに目の前のことに集中し、全身に神経を行き渡らせて過ごす時間が心地よいと感じました。
  7月最後のお稽古では風炉の薄茶点前に向けて柄杓の扱いからお稽古しました。
  引き続き来月も頑張って学んでいきたいと思います。











レッスン風景2


  新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響により、5月のお稽古は全て休講となり、6月下旬に久しぶりに再開されました。
  前回までの記憶を辿りながら、割り稽古で帛紗の扱い方を学びました。懐中の仕方、つけ方、さばき方を何度も繰り返し練習し、棗と茶杓の清め方を習いました。お道具を大切に扱うこと、ひとつひとつの動作を決まった順番にしっかり丁寧に行うことで自分の心も整っていくような気がします。
  お軸は「洗心」。心の塵を洗い落とすことというような意味があるそうです。言葉の通りお道具を清める中で自分自身も清められていくお稽古となりました。まだスムーズな所作が出来ませんが、根気強く教えて下さる先生の熱意に応えられるようにいずれ身体で覚えて自然に出来るまで、しっかり学びたいと思います。






  お菓子は「水無月」。京都では6月30日の「夏越の祓」で食べるお菓子で、三角の形は暑気払いの氷を表し、上に乗った小豆は邪気払いという意味があるそうです。
  早く世の中が落ち着き、皆さんといつでも安心してお茶を楽しめる日が来てほしいと思いながらいただきました。










レッスン風景1


  初回のお稽古は、ご挨拶の仕方や立ち居振る舞いのご指導から始まりました。
  ひとつひとつの動作を丁寧にわかりやすくご説明いただく中で、立つ、座る、挨拶をする、というのは普段の生活で毎日何回もしていることですが、だいぶ雑になっていたのだな、と改めて感じました。体の角度、腕の形、指先に至るまで、細部まできちんと意識することで美しい立ち居振る舞いが出来るのだと学びました。
  それと同時に、いつか意識しなくとも美しい動きが身につくように、これからのお稽古をしっかり頑張りたいと思いました。
  その後、先生のお点前を拝見し、お菓子とお茶のいただき方をご指導いただきました。
  お軸は「茶長寿友」。お茶を飲むことは長生きの友でありよいことであるというような意味があるそうです。これから茶道を学ぶ私達にぴったりのお言葉をいただきました。
  時折ユーモアを交えつつ、長時間の正座に慣れていない私達の足も気遣っていただき、お軸やお花のお話など楽しく聞いているうちに、あっという間に2時間が経ちました。これからのお稽古がとても楽しみです。










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