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レッスン風景1 |
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「いつかちゃんと習いたい」という思いを具現化してくれた「初心者のための茶道教室」に申し込みをしてから、ワクワクドキドキで迎えた初めてのお稽古日は、気付きと、驚きと、ご縁に溢れる想像以上に楽しい時間でした。
まず、学びの場となるホテルオークラ福岡「瑞松庵」は、教室の案内にもある「日常とは違う空間」そのもので、エントランスから「瑞松庵」までの素敵な空間を通りながら日常をリセットしてこれからのお稽古にいい緊張感を感じることが出来ました。
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コロナウィルス感染症対策を万全にされた受付後、そろった受講者の皆様も緊張されているご様子で、先生に促されお茶室に上がるも、誰も何もしゃべらず、これから始まるお稽古への不安も感じるような空気でしたが、「『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』ですよ。なんでも聞いてくださいね」と、笑顔でおっしゃる先生のお言葉と、正座のしびれを気にしてくださるお気遣いに、少しずつリラックスしていきました。「立ち方」「座り方」「お辞儀の仕方」「ふすまの開け方」「歩き方」などお稽古が実践に入ると、自分の番だけではなく、ほかの方が実践されている際の注意点も真剣に聞き入ったり、遠慮がありながらもお互いを確認するようになり、お教室が温まる感じがしてきました。 |
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日常の所作をこのように教えていただく機会は、身近にないかもしれません。
私は長年会社に勤めていたので、ビジネスマナーを身につけている方だと思っていましたし、和室での振る舞いも分かっているつもりでしたが、いざ改めて実践!となると「知っている」と「できる」とはこんなにも違うのだということを痛感いたしました。と、同時に、これからの自分の伸びしろが楽しみにもなりました。
お茶を習うとは、自分の今までを振り返ることでもあるのだと気付いたので、教えていただいた所作を日常に落とし込み、これからを丁寧に過ごそうと思います。
その後、帛紗の扱いや、お菓子のいただき方を教えていただきますが、ここからは皆必死で指使いや手首の使い方、帛紗の表、裏に四苦八苦。和気あいあいながら真剣にお稽古が進んでいきました。
最後は、お茶を点てて、先生方の美しいお手本を拝見したり、お茶とお菓子「秋の香り」をいただきながら、先生へ質問をしていると、あっという間に初回が終わりました。
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先生方は、熱心に、ユーモアも交えながら、丁寧に教えてくださるので、とても楽しく安心して受けることができました。本当にありがとうございます。
これからのお稽古がとても楽しみになる。そんな初日のお稽古でした。
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