フィリピン、シンガポール招聘青年が茶の湯研修




  10月6日、外務省の海外青年招聘事業参加のフィリピン、シンガポール両国の青年15名が東京道場を訪れました。同事業は、日本の外務省が将来各界の指導的立場につくべき優秀な青年を選抜し、日本に招聘しているもので、本年度はフィリピンから9名、シンガポールから6名の青年が招聘されたもの。一行は国内各地の産業、文化施設視察の一環としてこの日、裏千家東京道場を訪れました。
  午後1時、道場に到着した一行は、 業躰部の出迎えを受け、茶室「翔鳳の間」へ。坐忘斎お家元の軸「松風無限傳千古」が掛けられた茶室にて一碗を喫しながら英語による茶道の説明を受けました。団員より多くの質問がなされ、また点前にもチャレンジ。終始和やかな雰囲気での研修となりました。


主な参列者は、シンガポール貿易産業省企業開発局人材開発課課長補佐ヴィオレット・チェオン・チャイヨク氏、同国内務省入国検問管理局法人部法人通信課課長補佐テイ・ユーキョン・グレゴリー氏、そしてフィリピン・サンボアンガ市バランガイ議会議員ロドルフォ・リム氏、同国マニラ市バランガイ議会議長テレンス・アリバーバー氏ら


一行に英語で作法指導