カリフォルニア今日会一行が来庵

〜春爛漫の好季節の中、なごやかに一碗を〜


  京都の桜が満開となった4月11日、カリフォルニア今日会一行が宗家を訪問。ヘルベルト・プルチョウ会長夫妻ほか一行10名は、利休御祖堂参拝・茶室拝観をされました。
  カリフォルニア今日会は裏千家社中を妻に持つ主人方が南部カリフォルニア地域に於ける「茶道文化」の促進に寄与し、会員相互の親睦を図ることを目的として1977年10月に「南加今日会」を組織。その後サンフランシスコ・サクラメントなど北部地域にも参加を呼びかけて「カリフォルニア今日会」として再結成された海外初の今日会。同会2代目の会長であり茶道裏千家淡交会ロサンゼルス協会の会長でもあるヘルベルト・プルチョウ博士は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の単位講座にて茶道を指導されている東洋言語学部の教授で、裏千家宗家で茶道留学をされた経験の持ち主。
  一行は、抛筌斎にて一碗を喫された後、千 玄室大宗匠としばし歓談。
 夕刻からは大宗匠主催の歓迎夕食会が開かれ、翌日は樂美術館、大西美術館を見学をされました。一行には時間的に限られた短い滞在でありましたが、古都の春を満喫される良い機会となりました。


カリフォルニア今日会一行 大宗匠とプルチョウ会長夫妻