ラオス人民民主共和国国家主席兼ラオス人民革命党書記長夫妻
東京道場に来庵





  3月3日、日本国政府の公式実務訪問賓客として来日中のラオス人民民主共和国 チュンマリー・サイニャーソン国家主席兼ラオス人民革命党書記長ご夫妻が、東京都新宿区の裏千家東京道場に来庵され、千 玄室大宗匠がもてなされました。
  茶室「咄々斎」で一碗を喫されたサイニャーソン国家主席は、「我が国にもお茶はありますが、このような儀式にはなっていません。茶道は素晴らしい日本文化であり、今日の一碗を決して忘れません」と感謝の意を表されました。



  限られた時間での東京道場訪問でしたが、サイニャーソン国家主席は「この場所には日本の文化が凝縮されています。お茶は健康にも良く、グリーンのお茶をいただくことで自然と一体になることができます。自然に感謝しながら、一碗のお茶を頂戴しました」と述べられ、茶道の精神性に深い理解を示されました。

大宗匠のご案内で、早春の風情を楽しみながら茶室や露地を見学される一行


かたい握手を交わされる大宗匠とサイニャーソン国家主席